moonshine  エミ




2003年03月16日(日)  潤いをあなたにも私にも

 起きると、唇の真上に新しいニキビが出現している。
 しかも、ものすごく大きい。白っぽく膿んで、まわりが真っ赤になっている。
 ううう、痛々しい。というか、実際、痛い。
 ああ、ダイナシ。ダイナシ。
 明日の朝も変わらない状態だろうな〜。U2です。(ユウウツ、の意。くだらない・・・)

 ついに、「マイケル・ジャクソンの真実」を見る。
 マイケル側の反論番組じゃなくて、最初に放送されたほうね。
 なんか、単純に、最近のマイケルがたくさん見られて嬉しかった。
 ファンってこれだわ。やっぱり、あれは立派なプロモーションの一環だね。
 確かに、マイケルは頑な。もう、彼は彼に意見するような人を周りに一人も置いていないんだろう。
 7つの大陸出身の子供を、それぞれ男女一人ずつ手許におきたいとは、ああ、なんてマイケルらしい狂気! あそこが一番、衝撃的だったな。
 しかし、ジャーナリズムっていったい、なんなんだろうね。
「44歳の男がこんなことをするのを、世間は認めると思いますか」
「44歳の男がこんなこと、という世の中の意見にあなたはなんて答えますか」
 どうしてあなたが世間の代弁者たりえるのかね。
 一人の人間の個人的生活、趣味を暴いてケチをつけるなんて、しょせん大衆の好奇心じゃないか。えらく崇高な使命を帯びてるような、良識者ぶった姿は滑稽だった。
 奇天烈なマイケルも、ペンの正義の威を借りるマスコミも、善良なふりをして楽しむ私たち大衆も、その歪みにどれほどの差があるだろう?
 ま、関係者すべてにとって、ビジネスという面があるんだろうね、あの番組。マニマニマニー。
 
 人にあげるためのCDを選曲してつくっていたら、これまた自分が夢中になってもう三回聞いてしまった。
 自分用にも、一枚焼くかな。

 サイトを通じて知り合った、一人の男の子から久々にメールが届く。
 彼はお母さんと二人の家庭で、そのお母さんが重い癌で入院したことを彼の日記で知ったのは、もう一年以上前のこと。
 日記は今も続いている。
 こんな言い方はよくないとは思うが、若いがゆえの青さがはしばしに見られていた彼の文章が、だんだん大人びていくのを感じている。
 そして彼の表現することへの渇望には、やはり敬服するしかない。





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