moonshine  エミ




2002年12月31日(火)  暮れる2002

 実はもう12時過ぎてるんだけど。

 3時まで起きてて本を読んでて、目が覚めた大晦日は既に12時間を切っていた。
 とりあえず読書。
 今年最後の読書は『退屈姫君伝』米村圭伍。
 これも、森博嗣に気をとられて未読になっていたもの。すごくおもしろい。

 部屋の片付け。
 ついに片付いたよ! やったよおかあさん。
「見えるところからキレイに」というスローガンを掲げて始めたこの大掃除。
 目標どおり、見えてるところはとっても整理整頓された。
 なかみが大切なのは言うまでもないが、そとみも大切なのである。
 しかも、見えるところをスッキリとするには、多くのものを見えないところに収納せねばならず、必然的に見えないところまで一部かたづけて、キレイになっているのであった。
 これぞ一石二鳥というものであろう(?)

 それから、今年最後のランニング、6.5キロ。
 んー、大晦日の空気は、普通の冬の空気! 満喫しました。

 そして窓拭き。大掃除といえばこれですな。

 7時には食卓について、さあ、準備万端! 
 紅白歌合戦を見た。

 中島みゆき。
 堪能した。
 母親が横で
「いや〜きれぇか〜〜〜。ヴィーナスのごたぁあるね〜」
 と感嘆していた。
 50歳にしてあの美しさ。魔女め! 
 『地上の星』歌詞を始めてじっくり見た。さすがだ。

 夏川りみ、なんて晴れやかな歌声。
 松浦亜弥、ズバッとかわいかった。
 キンモクセイってあれかー。いい歌。
 平井堅には文句タラタラだが、『大きな古時計』、フルコーラスで聞くと、結局涙をこらえることになる。
 石川さゆり。やったー、天城越えだった! あの情念で迫られたら・・・「たたられる・・・」とビビッて即オチるでしょう。

 ともかく、紅白歌合戦って、一言で言うと
「洗練されてない!」
 これに尽きる。
 
 キック・ザ・カンクルーのバックに、花笠おどりみたいな人たちが出てくるわ。
 前川清のコーラスをRAG FAIRがやってる必然性もまったく不明だわ。
 美川と小林、もはや誰も歌なんて聞いてないのだが、二人とも「わびしい素朴な日本の歌・・・」に、あんなど派手な衣装つかってるわ。
 幕あいのショー「静かな湖畔」の輪唱は、イマイチすぎるわ。
 曲紹介も予定調和の連続、寒い寒い。
(先週、偶然に見た15年前の紅白歌合戦(再放送)で、『いま流行りのラップで曲紹介!』というのをやってたが、なんと今年もそれとまったく同じやり方で紹介する場面があった。しかも、ラップ力が15年前と全然変わってないのが笑える)

 とにかくごった煮。こういうのに、
「そうくるか〜い!」
 と家族で突っ込みを入れながら、しかしところどころで
「いや〜キレイな着物やねえ。」とか、
「こん人たち、今年はよう見たね〜」とか、
「さすが、演歌歌手はうまいね〜」とか、
「いかん。涙が出てきた・・・」とか、
「あ、そろそろ、年越しそばにしよっか?」とか、
 てんで気ままに感動したり感慨深くなったりかわりばんこにトイレに立ったり食べ続け飲み続けたりするのが、紅白の醍醐味なのである。
(つまり、うちもちっとも、洗練されてない。)

 さて、それでとっくに夜も更け年も明けたわけだが、
 静かな部屋で、テレビも音楽も消してこうしてパソコンに向かっていると、大晦日だろうが元旦だろうが、いつもの夜である。
 花も鳥も風も月も、いつもどおり。
 それをこんなにヤンヤと大騒ぎできるのが、人間の面白さであり、くだらなさなのでしょうかしら。

 2003年は、宵っぱりグセをやめたいものです。
 12月31日 25時40分。「退屈姫君伝」の続きを読みながら寝ます。

 去年の今日はどんな日記を書いとったかいな?
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