moonshine  エミ




2002年08月26日(月)  テレビを殴り書く。

 突発性の残業でビビったけど、何とかマイクまでにご飯とお風呂を済ませることが出来た。ふー、やれやれ。
 今日の見た人、いかがでした? 監督も作風も一話ずつ違うわけで、好き嫌いも割とはっきり分かれるドラマだろうけど、私は今日のはかなり好きでした。
 先週は「・・・・・」という感じだったもんね。いや、ドキドキして見たこたぁ見たんだけど、「これでいいのかなァ・・・」と思った。妙に説明が多いのに、説明しきれてない。しんちゃんは、「サブカルチャーの悪いとこを集めた感じだった。」と言った。なるほど。でも、劇中劇(?)の、“マイク、普通の社会人の夫”の数分にはコーフン。
 今週は「そう来るか!」という笑いどころがいっぱいあったな。音楽も好きな感じだった。勝村政信・・・さすがだ・・・。彼がかなり持ってったね、今日は。
 このドラマ見てもやっぱり思うのは、バランスだ。
 どの週、どの監督も、セオリーからのある種の自由さ。と言いますか、「説明しすぎない」「話の筋こだわりすぎない」ていうのを大事にしてるとこは共通してると思うんだけど、その自由さが消化不良みたいになってる話も、今までいくつかあったような気がするな。
 今日のは、最後の撃ち合いとその後の収拾のシーンなんかは、きっと趣味に走った部分で、「あー、この監督、こういうのを撮りたかったんだろーなー」て思ったけど、50分通しての一貫性は、まあまあ、あったと思う。いくら後でDVDが発売されてそっちが完全版になるとはいえ、やっぱりテレビだけ見ても納得できるようにつくってほしい。奔放で実験的なのはいいけど、一つの作品として破綻してるように感じると、私はつまんない。と言いつつ、毎週楽しみにして、楽しんでますが。
 実際、「これ見よう!」て決めてテレビの前に座るのは、一週間でこのドラマだけだ。もともとテレビっ子じゃないけど、磨きがかかる一方。私、テレビがなくても、けっこう平気で暮らせると思う。だってたいてい、面白くないんだもん。もう、地上波に私が見たいものを求めてもダメなのかな。いちばんイヤなのは、お昼休みに会社の食堂で付いてる、主婦向けのテレビ。なんていう番組だろ? とはいえ、大学生のときは、昼間、よくテレビ見てたなあ(←オイオイ学校は?)。昼ドラは面白いのもあるからいいとして、ワイドショー。あれも、つい見てしまうんだけど、見た後で、なんともいえない疲労感というか、自己嫌悪があったね。こんなもんばっか見てどーすんだろ、あたし・・・という感じがどこかにあった。「亭主改造計画」とかね。バッカみたい。でも、見てたんだよねー。そんな自分がイヤだったけど、当時は気づかないふりしてたな、自分で自分に。もちろん、人それぞれ、好き好きとはいえ、ああいうのを嬉々として見るようにはなりたくないな、あたしは。
 来週は浅野忠信だね。

 

 
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