翔くんのときどき日記

2003年12月18日(木) 買ってきました


さて、今日は18日。
電撃hpの正式発売日です。

ってな訳で、早売りしてるところが近くにない私は本日買ってきました。

結果は……まぁ、もういろいろで知っていたのですが。

一次通過。

でした。

正直なところ、一次も難しいだろう……と思っていたので、驚きと嬉しさはあります。


まぁ。でも、前回も一次だった訳で成長しきれなかった、という悔やみもありますし、前にも書いた通り知人が最後まで残っているのだから、正直なところは悔しさだってあります。

それから、あの当時はまだ忙しかったので、もう少し時間があれば、もっといい作品を書けたのに。という気持ちもあります。まぁ、これは言い訳に過ぎませんが。

でも、とにかく喜びよりも悔やみの気持ちの方が強く、複雑な気持ちなんですが。
まぁ、次はもっと先に行きたいと思います。


……まぁ、総応募数567作品中 一次通過全45作品の中に残れたのだから、約13分の1で、それなりには好成績なんですよね。冷静になってみれば。


やっぱ多少は嬉しいや(笑)





さて、そんな話は置いて、今回の最終候補四作。珍しく当日のうちに全て読みました。

まず思ったのは、今回はレベル高い! と思います。

どの話もなかなか面白かったです。

で、投票するとすればどの作品か。ちょっと考えてみようと思います。


まずは「幸せ二世帯同居計画〜妖精さんのお話〜」ですけど。

これは個人的にはこーいう話好きですね。タイトルの〜妖精さんのお話〜はどうかと思いますが(笑) 幸せ二世帯同居計画、、、ではインパクトは弱いかもしれない。

まぁ、なんというか。ちょっと変な話です(笑)<まて


次が「親愛なるイゼルキュロスへ」。
この作品は、うん。まぁ、嫌いじゃないんだけど、そんなに好きでもない。
そういう話でした。

どことなく雰囲気がキーリを思い出させます。……いや、ほんとどことなくなんですが。

でも、いまいち好き、とは言えない作品でした。


それから「不思議なバイトと宇宙人」。
これは、あほな話ですね、どっちかとゆーと。けっしてギャグではないんですが。
なんというか、ちょっと飛んでる話かもしれない。
……いや、「幸せ二世帯同居計画〜妖精さんのお話〜」も飛んでる設定だけど。

この話は楽しく読めました。
が、まぁ、でも。それだけかも。


で、最後に「最後の夏に見上げた空は」です。
4作の中で、唯一の切な系の話ですね。

二世帯と宇宙人が、なんというかほのぼの系で。イゼルキュロスは、まぁ、切な系といえなくもないかもしれない。でも切ない、、、というほどのものでもなく、インパクトはそれほどなかったかもしれない。

とても切ない話で、こういうお話は大好きです。




さて、この4作。
まず私の趣味からすれば、イゼルキュロスは無いです。
面白いんですけど、好きではない。それが理由ですね。いまいち盛り上がりに欠けたからかもしれない。

で宇宙人。これ、けっこう好きなんですが。
こういまひとつ盛り上がりがないんですよね。もうちょっと何かあれば違ったと思うんですが。いま一つ、なんですよね。

じゃあ二世帯と最後の夏、なんですけど。

二世帯の話は、かなり私の好き系ですね。ただ、まぁ、難点を言うなら、最初に出てきた妹が後半ぜんぜんでてこなくて、いまいち影がうすい事でしょうか。

この話、いちばんこう不思議の少ない話なんですけど。
ただそれだけに粗も見えますね。

ホームレスまがいになってたのに学校いってるの!? とかね。
ちょっと設定的に強引すぎかも。


そんな訳で、最後の夏が一番話としてはまとまっていたと思います。
泣けますしね。 <大事





……。
ま、その最後の夏が私の友人――ひなぎくさんの作品なんですが。


でも、これは知人だからという色眼鏡はかけてないつもりです。

もし、ひなぎくさんのものよりも、むっちゃいいっっという作品があったら、正直なところ、私はたぶん投票しなかったと思います。

なんか知人だから投票する、っていうのも何ですし。
実際、以前にも知人が最終候補まで残っていましたが、投票しませんでしたし(すごくレベルの高い良い作品だったんですが、私の好みからは対極だった為。まぁ、他の作品もそんなに好きでもなかったケド……)。



でも、今回は素直に入れたいな、と思っています。


結果はもちろんわかりませんが、恐らくこれで決まると思ってますし、応援したいです。



……あー、でも負けませんよっっ。









……で。
それはそれとして。


いろいろ読んで思ったんですが。

私は常識にとらわれすぎだなぁ……って、いうのが、最終作と自分の作品とを比べて思うところです。

私の持論として「小説書きは常識を知らなければならない。しかし常識にとらわれてはいけない」というのがあるのですが。

どーしても、私は「常識」から外せないんですよね。
なんかこう、ありていのものに囚われてしまうというか。


どうも、そこから一歩踏み出した発想がないんですよね。

死告……も、こういまひとつ飛びでたものがなかった。


その辺が私の課題だと思う。


がんばろう。


と、いう訳で。

今日の長い日記でしたー。



















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香澄 翔 [MAIL] [HOMEPAGE]


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