ずっと忘れられない手紙があります。 ずっと捨てられない。 大切で大事で、少しすがってる所もある。 いらない物や無駄なものをとかくすぐに 捨てがちな自分が、それだけは大切にしている。 本当はそういうものの蓄積が怖かったりするのだけど、 それだけは特別。というか、その人は特別なのかも しれない。いつだって自分が小さな子供に かえってしまうその人の文は、いつでも私を 泣かさずにはいられない。 たいした内容ではない。もののついでに書いたもの。 もしかしたらこっちの腹の中は知りすぎるほど知っていて わざとしているのかもしれない。 それでもその心さえも温かくて。 読み返しては涙を流すくせに、新しく差し出されれば 開いた瞬間にまた馬鹿みたいに涙がこぼれる。 もっともっと頑張りたいと毎回のように誓わされる。 これは彼女なりの叱咤なのかもしれない。 どうしたってきっと最後まで教育され続けるのだろう。 少し癖のある字。何となく似てきた自分の字。 見比べて声が聞きたくなる。こういう思いが自分の原動力です。
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