快賊日記「funnyface」

2003年04月08日(火) リフレイン

TOPの壁紙を変えてみました。
遅まきながら桜です。快賊に桜なんて全然似合わないと
思うのでやめておこうと思ったのですが。
今年は遅かった桜がようやく咲いたのに、ここの所
雨続きで散るのが早そうなので、代わりにうちでもう少し
咲いていてもらおうと思いやってしまいました。
こう見えて花がとても好きです。三次元で自分を知らない人、
すみません。こう見えてってどう見えるんだよ!ですね。
えーと…花ごときが何の足しになるんだよ!とか、
花が腹をふくれさせてくれんの!?とか、いいそうに見えます。
ですが、実は植物と動物には一目置いてます。
その変わり人間と現金には非情で非道なので、行って来い。
バランスとれてるんではないかと。
いや、自分の人となりなどどうでもよいです。
とにかく花がとても好きで、かなり愛でます。
桜の美しさに圧倒され、上を向いたまま口空けて
チャリンコに乗って疾走してます。気がつけばペダルも適当になって
うっかり飛び出しです。とっても迷惑です。チャリンコ身投げ。
それでも毎日のように桜を見ては惚けてます。
そしてつい先日ひまわりを見ました。それはそれはでっかく、
見事なまでの咲き誇りっぷり。見なさいと言わんばかりに真っ直ぐに
背筋をのばして、こちらを向いてました。
そして案の定やっぱりうっかり愛車チャリンコで身投げです。
見惚れて口からため息。いや、別に自分の生活がチャリンコで
始まりチャリンコで終わるって事が言いたい訳じゃなく。
花はたくさん人を形容します。歌になったり言葉になったり。
こんなにも多くの人の人生や生き方や心を形容する花。
堂々と力強く咲いてるその姿を見ると、そうであらねばとつくづく
思うのです。何度でも咲き誇り、何度でも潔く散っていける。
それは自然と同化して。風に吹かれ雨に打たれ散って行く。
それでも深く深く地に根を張って。そして水を吸って大地を吸って
生きている。呼吸するバランスは決して崩れない。
それこそ歌うように滑らかにしなやかに。
いつも同じような事言ってる。同じような事思ってる。
まるでこれは確認。圧倒され責め立てられるように何度でも思う。
そんな事を思って嬉しくなる。そうしていつの日か、
大輪の花を咲かすためこの身を捧げて生きていく。


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