快賊日記「funnyface」

2002年12月20日(金) 地球的標準時間

もう永遠に手に入る事のない今を過ごしてる。
日々、何が忙しいのか分らないけど
バタバタと毎日を過ごしてる。
そんな中でふと時が止まるみたいな
時間があって、それはきっと大切な時間。
この目にこの胸にしっかり焼き付けたくて
ことさら時間がゆっくり進んでるように気持ちを
落ち着けてみる。まるでそこだけ切り取られた
ように時を止めて。止まるはずのない時間。
常に時は一定に刻んでいるというのに。
そんなにたいそうな生き方はしてないはず。
人の生き死にに常日頃深く関わったり
明日をも知れぬ我が身でも当然ない。
それでも永遠の一瞬を自分は知っている。
人の世は…このうち続けてる鼓動は誰も皆
永遠じゃぁない。時はあっけなく過ぎてく事を知っている。
のんびりしてる暇などないほど。
疎かに生きていられない程、時間が大切な事を知ってる。
命は永遠じゃない事を知っている。
だから大事なんだ。愛する人と過ごす時間も
大切な物と生きる時間も、止まらぬ夢を見続ける時間も。
毎日を特別と思うのは難しいかもしれないけど、
毎日がとても大事だという事、永遠じゃない私達は
きっと知ってる。だから時に自分を急かす。まだ足りないから。
だから自分を止める。その瞬間が愛しいから。
これが自分の標準時間。時は刻む。自分の想いと一緒に。


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