快賊日記「funnyface」

2002年04月13日(土) シャウト。

「US」を公演記録の方へようやくupしました。
久しぶりに「US」に触れたら、いろんな事思い出しました。
テロがあった時、ちょうどニュースを見てました。
まだ稽古には入ってなかったけど、戦争物をやると決めてました。
私達の選択は間違ってない…そう思ったのを覚えてます。
いまだあの悲劇の爪痕は大きくて…まだまだ傷ついている人達が
たくさんいますね。各国で争いが絶えず、泣いてる人がたくさんいます。
私達はこんなにも小さくて、日本という小さな島国の中でさえ、
あまりにも小さい存在。でも、世界中のあらゆる痛みや悲しみを、
怒りや悔しさで感じる事が出来る間は、私達のしてる事に意味が
あるんじゃないかと思えます。無意味な争いのせいで…何の意味も
持たない争いのせいで、不確かな生と確信めいた死の狭間で、
泣いている人がいるなら…世界中でそんな風に泣いてる人が
この地球上にまだこの先も存在するなら、私達のしてる事は
意味があるんじゃないかと思う。それならこの先もきっと私達は
ずっと演じ続けて行くだろう…そう思う。
小さい星の小さい国の小さい私達の大きい願い。
それをこの先も飽きたらず、たくさん乗っけて、船に乗っけて
それでも私達は走り続ける。旅を続ける。
私達は懲りずに何度でも叫んでみる。自由とか愛とか叫んでみる。
船にはそんな荷物ばっかで減るわけはなく、増える事限りなし。
でも進む。求める。叫ぶ。吐き出す。そうやっていつか世界中に届くんだ。


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