衛澤のどーでもよさげ。
2007年09月13日(木) 小さな便利。

このところ仕事が順調で捗っていて、ずっと仕事を、しかも自宅ではない場所でしているものですから、帰宅後は満足感と疲労感でたいしたことができません。

原稿用紙と万年筆さえあれば何とか原稿は書けますが、やはりこれだけでは心許ないものです。そんな訳で昨年とうとう電子辞書を購入しました。電子辞書のいいところは手帳サイズの筐体に国語大辞典も逆引き大辞典も類語辞典も漢和辞典も古語辞典も英和辞典も百科事典も全部入っていてコンパクトに持ち運べることです。おもしろみにかけるのは「頁を繰る」という動作がないことと、「寄り道」できないことです。

電子辞書を購入したので、自宅の外で原稿を書くことに不安がなくなりました。それまでは自宅ではない場所で原稿を書く場合は、何冊も分厚い辞書を持ち歩く訳にもいかないので、不確実な内容を書かざるを得ない場合も出てきて、「帰宅してから調べなければ」と幾つものことを気にかけつつ執筆していましたが、いまは判らないことが出てきたら直ぐに調べられるのでどんどん書き進められます。

もう一ツ、小さな機械を最近導入しました。「Sigmarion3」という携帯端末です。


電子辞書よりも一ト周り大きめですが、搭載機能を考えれば随分コンパクトで扱いやすいものです。
筐体を開くと下のような感じです。


機械に添えられているのは私の手です。成人男性の平均的な大きさの手ですから、比較対象として頂けば機械の大きさがだいたい判るかと思います。
この大きさでフルキイボードが変則的なキイ配列ながら標準搭載されていて、普通サイズのパソコンキイボードと同じように両手のすべての指を使っての入力が可能です。キイが小さいので多少慣れが必要ですが、パソコンが扱えれば直ぐに使えるようになります。

この機械が実に使い勝手がよろしく、今日などは某有名カフェの客席にて杏仁フラペチーノを頂きつつ二時間で原稿用紙二〇枚分を入力。搭載ソフトがスムースに動作するのでストレスもありません。保存データはSDカードを介してパソコンとやり取りできます。

多少高価な買いものでしたが中古で美品でしたし携行するにも便利な大きさと軽快な動作で大変重宝しています。
惜しむらくは、この機械は既に生産中止になっていて、故障したらそれまで、ということです。後継機も開発されていないらしく、大切に使わなければなりません。

さて、電子辞書とSigmarion3で快適に仕事ができるようになったので、現在仕事が愉しくてなりません。トレーニングジムに行きつつ、仕事をしつつ、という毎日ですので、自宅でパソコンをさわる機会も減ってきています。この頁の更新も滞りがちになるかもしれませんが、例年のように季節の変わりめで体調を崩している訳ではありませんので御心配には及びませんことを申し上げておきます。


【今日の居住性】
ファストフード店の客席には大抵すわり心地のよろしくない椅子が使われています。居心地がいいと御客の回転率が悪くなるからです。


エンピツユニオン


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