衛澤のどーでもよさげ。
2007年08月14日(火) 挫けた。

久し振りに当頁を更新します。挫けたのはこの頁を更新する気持ちではありません。足です。左足靱帯損傷です。

昨日のこと。
仕事のための資料を提供してくれるという友人宅に出向いて長話させて貰って帰る途中のことです。てくてく歩いていると足を踏み外したように「がくん!」と目の前が揺れました。あれって正確に言うと「足を」踏み外したのではなく「地面を」踏み外したのですよね。

それはともかく。

「がくん!」となったので何ごとかと思って足許を見ても障碍物はなし。じゃあ何で、と言いますと、左足の足首から先が内側に九〇度折れ曲がっていたのでした。つまり、足裏で着地したつもりが何かの加減で足の外側に体重が乗ってしまって、うめぼしの部分が着地してしまった訳です。
そのときは「あらら」としか思わなくて、何ごともなかったかのようにすたすたと歩いて帰宅したのです。

しかし約三時間後。
九〇度に折れ曲がった左足首が痛くなってきました。痛みは時間を追うごとにどんどんひどくなってきて、更に二時間ほど経った頃にはただ足を投げ出しているだけでも「あぇぇぇぇでででっ」などと口から勝手に出るほど痛くなりました。自宅直ぐ近くに救急病院があるので這って行こうかと思ったほど。

でも取り敢えず寝ました。眠剤を服めば眠れる程度の痛みだったのですね。

で、今朝。
早朝にさわやかに目覚めて、足首の痛みは治まっていました。ちょっと疼くかな、程度に。しかし念のため外科受診。問診と触診、それからレントゲン写真を撮って貰いました。
診断結果は「左足靱帯損傷」。骨格模型(標本ではなく可動模型)を使って靱帯の位置と働き、傷めた理由の推測等の話が医師からあった後、やおら少し特殊な形状のサポーターを着けてくれて、「これで足首が傷めた方向に曲がらないように固定しておきましょう」とのこと。
更に「湿布薬を出しておきます」で診察終了。

靱帯を損傷した足とサポーター

会計で吃驚。
「こちらのサポーターは保険適用外ですので二五六〇円頂きます」
保険が効かないならこんなのぁ要らん!とその場で返したかった。でも小心者だから「はい」って支払ってきた。保険が効かないなら着ける前に「保険効かないけどいい?」って訊いておくれよお医者さん。
「安い方の薬(ジェネリック)を」と患者の方から言ってもいいこの御時世にその一方的な処置は如何なものかと思うよ。

……と、何故その場で言えなかったのだろう。こういうのを英語で「chicken」と言うのだろうな、と自分で思いました(過去形)。

「靱帯損傷」と言うと大怪我のように思えますが、簡単に言うと「足を挫いた」というやつで、馴染みのある言葉で言うと「捻挫」です。昨夜は確かに杖がないと歩けないような状態でしたが、いまは「ひょこたん、ひょこたん」という感じで左足を引き摺りながらだったら歩けます。
でも長時間の歩行や跳躍はできないなあ……「足を傷めた」ことよりも、足を傷めたことによって「運動ができない」ことの方がダメージが大きいです。「ビリーズブートキャンプ」を一箇月続けて体重三キログラム減、体脂肪率三パーセント減したのに、運動を休んだら直ぐにもと通りですよきっと。「ビリー」で身体を慣らしてスポーツジム通いを再開しようと思っていたところだったのになあ。

ま、これも仕事のカミサマの思し召しと思って執筆にせんねん灸……専念致します。あつはなついなー。タイへ行きタイ。タイ料理食べタイ。
丁度、新作中編の、導入部をあーでもないこーでもないと悩む時期を終わって最初の盛り上がり部分に差し掛かったところを書いていて、気分が乗ってきたところなのです……これも別名義分なのですが。


【今日の潜行中】
執筆に専念するのでインターネット上に浮上する機会が少なくなるかもしれませんぶくぶく。


エンピツユニオン


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