2007年07月31日(火) あひゃーせしぼーん。
半年ほど前の当頁の記事に「拙作が或る賞を受賞した」と書きましたが、その賞の最高位を貰えると踏んでいたものがいま一つ伸び悩んで口惜しかったので、次回賞レースに参加できるようにだだだーっという勢いで一篇、読切小説を書き上げて投稿しました。
「投稿」のつもりだったのですが、その後受賞作が雑誌掲載されるときに編集部から手紙(メールじゃなくて手紙です)が届いて、「次回作からは賞への投稿ではなく編集長宛てに提出してください、草案の段階での相談も可」というようなことが書かれていました。
つまり、一度入賞した者はその賞レースには参加できないのですね。別の雑誌でも大賞次点に入賞して賞への投稿ができなくなったので(作品を提出すれば掲載してくれて原稿料も貰えるのですが)新しい賞に挑戦してみようと思っていたのですが、こちらでもできなくなったということです。
せっかく投稿したのに残念なことじゃ、と思うだけ思って忘れた頃に。
投稿した雑誌のWebサイトを偶然に覗いたら、何と半年ほど前に再戦のつもりで送った読切小説が来月号掲載作一覧に名を連ねているではありませんか。
編集部から「掲載のお知らせ」を頂く前に掲載されることを知ってしまいました。そんな訳で吃驚して思わず口から発したのが今日の表題です。
賞は貰えないけど、原稿料が貰えることになりました。実は賞よりそっちの方がうれしかったり。名が売れるより作品が売れた方がうれしい。入金もあるし、自分が書いたものに売れるだけの価値があるのだということが実感されますから。
何れにせよ「衛澤」の話ではないのですけどね。何だか「衛澤」以外の仕事ばかりしていて、「衛澤」がいなくなりそうです。
【今日の聴く度に】
「アヤカシNIGHT」はヴォーカルがコーラスに喰われてしまっているよねえ。