2007年07月17日(火) 休んでもいい、だが必ず戻ってこい!
先頃から巷で話題沸騰の「ビリーズブートキャンプ」ですが、私はまだ「ワンコインフィットネス」が密かに話題になりはじめた頃から深夜通販番組で見て知っていました。そして、「これはほかの気休めダイエット商品と違っておもしろそうだ」と思ってもいました。それは私がミリタリファンで「ブートキャンプ」が「新兵訓練所」という意味の言葉であることを知っていたからかもしれません。
それが昨冬だったでしょうか。その頃には今夏にこんなにも話題になって「隊長」ことビリー・ブランクス氏が来日して毎日のようにテレビ出演するようになるとは思ってもいませんでした。
だから、「他人さまがあまり見向きもしないようなもの」が好きな私は余計に「ビリーズブートキャンプ」が気になっていたのかもしれません。
しかし、話題になり流行になり、その御陰で私は割合に楽にそのDVDを入手することができました。そして転居を経て「大きく動けて多少足踏みしても近所から文句を言われない環境」を手に入れた私は、ついに「ビリーズブートキャンプ」に「キャンプイン」しました。先週の土曜日のことです。
先ずは基礎編から。ビリーズブートキャンプは「基礎編」、「応用編」、「腹筋編」、「最終プログラム編」と四枚のDVDから構成されています。基礎編は「ビリーズブートキャンプ」というエクササイズを行うために必要な基礎体力を身につけるための運動メニューが組み合わせられています。
画面の中でビリー・ブランクス氏が数名の「隊員たち」と一緒にエクササイズを行います。時折、数名の「隊員たち」にビリー隊長は「指導」を行います。そして、DVDを再生しているモニタの前にいる私たちにも隊長は声をかけてくれるのです。
「俺についてこい!」
「努力には必ず結果がついてくる!」
「つらければ休んでもいい。だが諦めるな。必ず戻ってこい!」
そのように声をかけつつ、自ら運動を実演して見本を見せてくれるビリー氏は、私のイメージでは「隊長」というよりは「軍曹」です。何故って、新兵の教育をするのは士官ではなく下士官であり、大抵の教官は軍曹の階級を持っているからです。
さて、基礎編。実際にやってみると、これがトレーニングジムを二箇月間も休んで鈍っている身体には少々きついのだけど、何故か愉しい! 既に数回基礎編ばかりをやってみていますが、飽きが来ない。
おそらくこれは、一つのエクササイズをやっている時間が短く、短時間で効果を上げる組み合わせが練られているからでしょう。「しんどい、怠い、早く終わりたい」、そう思う前に次の運動に移ってくれるのでへとへとにならずに済むのです。
ああ、愉しい。これなら通信教育では勉強できない私でも続けられます。一、二箇月ほど「ビリーズブートキャンプ」で基礎体力を養って、もの足りなくなったら近所のスポーツジムにまた通いはじめようと考えています。
勿論、スポーツジムに通いはじめてからもキャンプは続けるつもりです。
【今日の知りたい】
クッキーの缶を捨てる思い切りのつけ方。