2007年06月11日(月) 葛藤。
人間ももともとは獣であるからには、野性がある。野性が強いものと同居していると、人間が理性で「忘れ」ていた野性が喚起せらるる場合があるようだ。
しかし、その呼び起こされた野性は、相手が人間であろうと人間以外であろうと他者に向けられてはいけない。
しかし、喚起せられた野性を人間自身が制御できないときはどうすればいいだろう。
自分だけでは答えは出なかった。それどころか理性が怪しくなってきたので、友人たちに助けを求めた。皆が助けてくれて幾らかましにはなったものの、まだ確かではない。専門医に相談に行く。
短い待合時間の間に不安発作が出て、急遽点滴を受ける。
その後にかかりつけ医に野性の制御は如何にすべきかを訊ねた。答えは「衝動は理性で抑え込むしかない」。
理性が野性の衝動に駆逐されそうだから不安なのだと更に重ねてみたが、理性による制御ができない者ならば、それが、他者に向けられるものか自分に向けられるものかは判らないが、既に何らかの暴力行為に及んでいるはずだ、とのこと。
攻撃性という名の野性と、ぼくは何処まで戦えるだろう。大事なものを傷つけないために「攻撃しない」ことが、人間には―――ぼくには求められているのだ。
【今日のいま更】
カロリーの摂取しすぎはよろしくない。