連載小説
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2015年09月20日(日) 13発撃った話

犬にね、警官が13発撃ったって話が少し前にありましたが。
まあ、犬は動くからなかなか当たらなくて結果的に13発かな。
と思った私です。

果して13発も撃つ必要があったのかどうかは、その場の状況が解らないから何とも言えませんが。
私的には、警察の銃弾で13発って危ない気がするんだが。
と思ったりしたんだけど、どんなもんだろうか。

最近の警察の銃弾を知らないので、キッパリ言い切れないけど。
少し前までの銃弾は、ラウンドノーズっていう、硬い弾なんですよ。
これ、あまり街中で撃つのを推奨しない銃弾。
というのも、硬いから人体に当たっても止まらずに突き抜けちゃう率が高い。
そうすると、たとえば犯人の後ろに一般人がいた場合、突き抜けた弾がその人に当たってしまう可能性が高いって事。

正義の味方で黒羽や香澄が使っている弾は「ホローポイント」って言って、人体に当たると砕けやすい弾です。
弾丸のパワーが撃たれた人の身体にそのまま作用するので、ホローポイントで撃たれた人はラウンドノーズで撃たれた人より重傷になる。
だから実は、軍では、こういう砕ける弾丸は使用禁止なんですよね。
でも警察だと、むしろ私的にはホローポイントを推奨したい。

だって軍と違って人が多い街中で使用するんだし。
突き抜けも問題だけど、弾が硬いと跳弾も困ったものなんですよ。
13発も撃ったら、突き抜けまくりの跳弾しまくり。
街中でバンバン撃つような弾じゃないって。

という懸念がね。なんとなくね。
もっとも、ホローポイント弾はリボルバーには使用しないらしいので。
弾丸の上を少し削って平らにした弾丸とか使っていたりしませんかね。
フラットノーズだったっけ。
あれなら体内で砕けるよな。

どうなんだろう。今の警察拳銃の弾丸。
この間の本に(全部読んでない)弾丸の話、載ってたかな。
銃の種類のことは語られても、弾丸の種類まで追求って、あまり無いからなあ。


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