連載小説
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2012年06月20日(水) web拍手(悪意のあるコメント、初めてもらっちゃった(笑)

いや〜。
すげー悪意のあるコメント、もらっちゃいました。
暇人もいるもんだなあ。

だって、ウチの話70話以上もあるんですよ。
ダメだって思っているのに、それ全部読んでたとしたら、超マゾだよね。(笑)
いや、確実に読んでないと思うけどさ。(笑)

コメントの前半の言葉には同意しかねるけど、だが、これは正しい。

よくもまあ恥知らずな人物をここまで好意的にかけたなと思う。

その通りなんですよ。
黒羽、よく考えたら人間として最低でしょう? いろいろと。
でも、その最低な男を、そうじゃなく書く。
そこですよ。いや、最低だと思われてもいいんだよな。
だって、絶対「いい人」じゃないもん。
でも間違いなく「好き」だと思う人はいる。
(今までたくさんの「黒羽が大好き」のコメントをもらってきましたからねー。間違いない)

なにせ主人公です。
どれだけ最低なことをしてきた男であっても、全員に嫌われるように書いたらいけない。
かといって、全部最高でしょ。みたいに、メアリー・スーよろしく、何もかもを肯定的に書くのも、物語としては幼稚なものになってしまう。
というわけで。
最低なことはしてるけど、ほどよくカッコよく、好意的に書く。
すると、好きだとかカッコイイとか思ってくれる人もいるし、逆に、このキャラ大嫌い。と思う人もいるわけだ。

そしてですね。
ボーイズラブってのは、結構な割合で、受けが最低だったりするんですよ。
ビッチだったり、ビッチだったり、ビッチだったりな(笑)
なのに周りからは許されて、攻めからは愛されちゃって。
そういうの、王道なのです。
黒羽は肉体的には頑丈だから、まだ色々ひどい目に遭ってるほうかなあ、と思います。

あ、黒羽のことじゃないのかなあ。恥知らずの人間って。
冬馬涼一?
だとしたら、これまた大成功。
なぜなら彼は悪役だから。
悪役もまた、最低なのにカッコイイ感じに書かれるものなのです。
ちなみに、冬馬涼一には「恥」という概念自体がありません。
恥、かいたことないからね。知らないのです。
つまり、正真正銘「恥知らずな人間」
大当たりすぎて、面白いですな。

それにしても。
今まで10年近く「正義の味方」を続けてきましたが。
悪意を持ったコメントは初めてです。
やっとこれで、少しは作品としてメジャーになってきたって事かなあ。
たとえ不快に思ったとしても、わざわざ「書き込む」という手間をかけたわけですもんね。
そんな手間をかけるほどの作品になってきたってわけかあ。
うむ、感慨深い。

とりあえず、続き、頑張ります。
黒羽がどれだけ最低で、なのにどれだけカッコイイか。
上手く書けるといいなあ。

あ、でもやっぱり、褒め言葉の方が嬉しいので。正義の味方が面白いと思ってくれている人がいたら、よかったら褒めコメントいれてやってください。


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