連載小説
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2008年05月15日(木) 銃(トカレフ)

拳銃を使う世界の話なんか書いているので、多少は知識があるわけですが。
世間にはガンマニアがたくさんいるので、もちろんそういう人にはまったく勝てません。
(香澄じゃないので、最初から勝負しないけど(^_^;)

しかし、好きは好きなので、時々ぽつぽつ語ったりするわけです。
こういう語りを、そのうちまとめてみたいなあ、と思ったりしてます。

拳銃をマンガや小説に登場させる人は、まあそれなりに多いと思いますが。
どんな人がどんな銃を使うの?
辺りは、ちょっと気になる人もいるかもしれません。
私は警察関係とかミステリとか大好きなので、軍が使うような銃は、ほとんど登場させません。
(香澄が使っているベレッタM92Fは、軍も使ってるけど…)

とりあえず、拳銃と言ったら普通の人が普通に思い浮かべるものは
警察が使ってるリボルバーと、ヤクザが使ってるトカレフ。
この二つでしょうか。
リボルバーは5連発で38口径。
トカレフは装弾数8発で口径7.62mm


(トカレフ。引き金の形を見ると、コルトの血を受け継いでいるなあ、と思う)


トカレフは、ロシア製と中国製と二つあって、下っ端ヤクザは中国製の安い奴を使う事が多いらしいです。
が、安全装置無いんですよ、トカレフ。
もう、暴発とかしまくり。
そういうわけで、海外輸出用のトカレフは、わざわざ安全装置を付けたものを作って輸出しているという話ですが、ヤクザが使っているようなものは、ありません。
海外輸出用の、しっかりしたトカレフは、単価が高いから。
日本にきているようなものは、トカレフと言うより、中国製のノリンコ
(中国製のトカレフを、ノリンコと呼ぶ)

ただし、もともと粗雑な出来なので、結構ガタガタになっても、弾丸が撃てる、という長所があります。
つまり、壊れるギリギリ寸前まで、撃てる銃。
(もちろん暴発もしやすいけど)
シングルアクションなので、引き金が軽い銃。
使われる弾丸は、あまり一般的ではなく、ほぼトカレフ専用の弾丸です。

姿があまりカッコよくないので、私はほとんど登場させませんが、ヤクザを書きたい方は、必須かもしれません。


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