駄文
蒼海 零



 紅葉の香り漂う霜月に


命を削るような慟哭を吐いてた 初夏

そして今、ここには鮮烈な感情はない


・・・それは、内に激しく渦巻いていた「わたし」が
身体という有限を超えて外へと向かい、
そこで消化されているからだろうか


精神さえ侵すほどに ひどく自分を消耗していると思う


自由だった心は、どこに行ったのだろう・・・
足を止めて、振り返らないと、
それすら気付かなかったかもしれない


ただ、今はこれでいい。
出来うる限りの力で、やりたい方向へ進めている。

そう、信じるだけ。



2002年11月05日(火)
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