駄文
蒼海 零



 教研レポート要旨。

お題 → 私の前に「他者」があらわれたとき。


「他者」と出会う儀式はしんどい。疲れる。

でもネット上で出会うだけなら、儀式がないので疲れは少ない。
それは付き合い下手な人間にはちょっと救いである。
そういった出会いをけなす人も多いが、それで「他者」との軽い関係を数多くこなすうちに、
だんだん経験も増えて、限界はあるだろうが様々な場面に対応できるようにもなり、
リハビリのような役目はあるのじゃないだろーか。

ただ、そんな立場である限り、
儀式の欠如からどうしても得られないこと(雰囲気を読むとか)があることや、
思い込みが最近増加してるのはほっとけない。
「思い込むな」「こういうデメリットもある」という注意を増やすのも手である。
それだけでは効果がないかもしれないが。
会っていても尚知らない側面があったりするものである、
ネットでの楽な出会いは、「他者」の一部と出会っているだけであることを
自覚するべきである。

また、これからネットを使う世代に自覚させるべきである。



2002年05月06日(月)
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