浅間日記

2014年05月28日(水) 矢野久美子とハンナ・アーレント

在宅の安楽をかみしめながら、明日からの出張の準備。
旅がらす2回戦目である。

矢野久美子著「ハンナ・アーレント――「戦争の世紀」を生きた政治哲学者」を読む。

私のように、映画に続いてこの人に迫りたいという人には良い入門書になっている。

主に20世紀の前半を生きた人であるから、
私とは「同時代を生きた」とは言えない。

けれども、今の日本の政治−憲法解釈を変更して集団的自衛権を行使しようと動いている−を理解し、
向かいつつある状況を回避するために私が何をするべきか考えるとき、
この人の言葉ほど心強く脇を固めてくれるものはない。

ハンナ・アーレントの残したものが大変有難いのは言うまでもないが、
それを一般読者へ上手く伝えることができた著者の矢野久美子さんも、素晴らしい仕事をされたと思う。

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