浅間日記

2011年06月23日(木) 東日本大震災 自民党の資金問題

自民党の「金欠」が深刻だ。衆院選敗北に伴い平成23年分の政党交付金は約40億円の減。下野で政治資金も大幅に低下、東日本大震災もパーティー開催などに追い打ちをかけた。
今年4月から選挙区支部への分配も10年に比べ最大300万円減額に追い込まれた。民主党との大連立構想が浮上したり、早期の衆院解散・総選挙を志向するのも「野党暮らしが続けば干上がってしまう」(中堅議員)事情がある。
 政党交付金は23年分が101億1468万円。9月まで与党だった21年の139億8032万円に比べ38億円少ない。
 大連立構想の背景には与党として業界団体ににらみを利かせ、集金したいという派閥領袖クラスの思惑がある。

というニュース。



そもそも自民党は、野党に転じた時点で、119億円の借金があったのである。

自民党の退陣要求への圧力は尋常ではないと思っていたが、
つまりは自分の尻に火がついている、ということだった。



干上がってもいいではないか。ちょうどいいと思う。

国民を金で何とかしようとする政治のスタイルを変えられるか、
自民党は政治の原点にもどって、野党として挑戦したらいい。

金で身を滅ぼした原発城下町の栄枯盛衰を、国民は共有した。
大切なものは何か、誰もが真剣に考えている。

だから、これまでは言うことを聞いていた人の言うことに、
もう従わないかもしれない。たとえ痛みを伴ったとしても。




昨日と同じ政治手法は、もう使えない。

そうだから、今回の災害を「時代の境目」として自覚し、
痛みをもって体質改善の腹をくくらねばならないのは、

新参者の民主党よりも、むしろ過去に因縁の深い自民党なのではないか、と思う。

2007年06月23日(土) 
2006年06月23日(金) ラッキーのめぐらせ方
2005年06月23日(木) 分水嶺
2004年06月23日(水) 疲弊


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