浅間日記

2008年06月21日(土) 世界経絡

ドル安と中東産油国というタイトルの記事。

原油の取引というのは、原則的に米ドルで行われている。
だから、ドルが暴落すると、利益が目減りする。
もう少しいうと、既にあるドル資産も目減りする。

この目減り分を、原油価格の上昇にのせているそうである。
そして、ドルが暴落した原因は、
今更言うまでもなく、サブプライムローン問題の影響である。

こうしたドルとのしがらみを絶つために、複数通貨のバスケットと自国通貨の関係を一定にしているクウェートのような産油国も現れた。
最大の産油国であるサウジアラビアは、対ドル固定レートを採用している。

日本エネルギー経済研究所中東研究センター研究理事の立花亨という人は、
サウジアラビアが為替制度を見直したら、さらにドル安がすすむだろうと言っている。
産油国と米ドルは、からみついた蔦のように一体となっている。



投資家だけが原油価格をつりあげているのだと思っていたら、
どうもそうではないらしい。

米国で、誰かが住宅ローンを焦げ付かせると、
この極東の島国で暮らす私が、明日のパンに困るのである。

まったく、この因果関係は、管理可能な範囲を超えている。
つま先を刺激したら胃腸がよくなる、というぐらい不可解だ。

それとも、鍼灸師みたいに、世界経済のツボを熟知する人ならば、
押しどころがわかるのだろうか。

2006年06月21日(水) midsummer day
2005年06月21日(火) 大人はわかっちゃいけない


 < 過去   INDEX  未来 >


ipa [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加