浅間日記

2008年02月05日(火) 毒と人間

餃子問題に関するニュースが連日続く。
色々な事実が判明してゆく。

被害に遇われた人には大変に申し訳ないのだけれど、
正直にいうと、どこで何が起きたのかはっきりすることが、
私にはなんだか恐ろしいことのように思えるのである。

事件性をおびてきたこの出来事は、
国民感情の中に何か不健全な怒りを芽生えさせはしないだろうか。
そういうことに、はらはらしている。

故意にしろ過失にしろ、毒物が食品に混入したという事実には変わりない。
けれどもそれ以外のことは、どこの国で誰が何をしたのか、
あるいは誰がそれをやらせたのかは、まだ何もわかっていない。

この先、何かが判明したとしても、世間をこれだけ騒がせた事件の結末である以上、
その報道される事実を、私はおそらく頭から信じたりはできないだろう。



それにしても、食品に毒を入れるという犯罪は、
何故か、他の犯罪にはない気味の悪い悪意を想起させる。

和歌山の毒入りカレー事件のときも、そうであったように思う。

2007年02月05日(月) 図々しさのプロデュース
2006年02月05日(日) アナログ的現在
2004年02月05日(木) 粗末にされる男と粗末にされる女


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