浅間日記

2004年03月09日(火) テハヌー

多忙の中、ゲド戦記読了。
ここ数日ずっと反芻していた。
頭の半分で仕事をし、もう半分で熱病にかかったように
このファンタジーのことを考えていた。
まったく、なんという作品か!



人間、老いて死んでいく準備に何が必要なんだろう。
年金だとか介護だとか墓だとかそういうことに追われすぎて、
人生を俯瞰して生きることができないでいる。
高齢化社会はとっくに始まっているのに、
そのへんのところが社会的にあまり成熟していない気がする。
服を脱ぐように社会的関わりやそのための能力は衰えていく。
人間まるごと生きることの難しさ。



日産の高級自動車の盗難が米国で相次いだ。
「こんなことになるのは、メーカーの日産が
盗難の危険をちゃんと伝えていないからだ」と訴えられている。
アメリカらしい訴訟の、久々のヒットだ。
このニュースを聞いて「そういう奴はもう車に乗るな」と、
日本で何人思っただろう。

ワタシの国は車を盗まれて当たり前の国です、
と胸を張って主張する国。


留守番しているAが、普段言わない「オヤジ」なんて言葉を口にするらしい。
別段禁じているわけではないが、ワタシがそういう言い回しが好きでないのを感じているのかもしれない。
小さい人は、本当に親に好かれたいとセンサーを働かせているものだと思う。
不在中にちょっとそんなイレギュラーな言い回しをして楽しんでいる。
早く家に帰りたいなあ。



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