**‡還ってきた‡**  姐さんの戯言
姐さん



 『!!!!!』


先日、我が家がすっごい事になっていた。



夜11時頃、玄関のチャイムが鳴った。

“こんな時間に誰?”
と、不審に思いながらもドアフォンに出ると、相手は警察だと言う。

そして
「家の中に変わりはありませんか?」
と、意味の解らないことを言っている。

“ホントに警察か?”
そう思い、返事に困っていると警察だと名乗る相手は
「何かありましたか?大丈夫ですか?」
と、繰り返し言ってくるので、慌てて
「大丈夫です」
そう答えた。

すると、今度は
「大変失礼ですが、玄関の外まで顔を出してもらえませんか?」
と、言い出した。

“はぁ・・・?
 なんだかよく解らないけれど、でももうわたし1人では対応出来ない”
そう判断したわたしは
階下のリビングにいる家族のところに行き、事情を説明した。

そして玄関に出る前に、とりあえず外を確認してみようと
2階のベランダから外を見てみると・・・

『!!!!!』

我が家の前に制服警官が立ち並んでいる!

それも、1人や2人ではない。
10人、いやもっといる。

門についているドアフォンの前に
駐車場の前に
家の脇の塀の前に

ヘルメットを被っている警官
さすまた(?)のようなものを持っている警官
無線で連絡を取り合っている警官

更には、パトカーが周囲の道路に3台くらい停まっているのも見えた。

“な、なにごと?”

とりあえず、偽の警察ではなさそうなので
玄関を開けて家族が話を聞きに外に出た。



警察の話では
我が家の玄関に不審者がいる、と通報を受けたとのことだった。
そして

何か家の中で起こっているのではないか
ドアフォンの返事だけでは心配だから顔を出してもらおう

と、いうことだったそうだ。


結局、何事もないことを告げ
警察の方々にはお引き取り願ったのだけれど

それにしても誰が通報したんだ?
不審者っていうのはホントにいたのか?


何事も無かったから良かったけれど
でも、それはそれでちょっぴり気になるのは
わたしだけ・・・?




多謝


2007年08月03日(金)
初日 最新 目次 MAIL

エンピツ