Dynamite徒然草
Dynamite徒然草

2021年08月10日(火) 五十肩が解決した先に得たもの。

旦那のリクエストで海鮮パスタを作っていたら
私の後ろ姿を眺めつつ背後にやってきた旦那がさも嬉しそうに言い放った言葉。

「ほんとお前は男らしい背中になったなあ〜」

・・・条件反射的に回し蹴り食らわせたくなりましたが、その結果アバラ折れまくった後期高齢者一丁上がりってことで病院から速攻通報されるという結果は容易く秒で想像できたので、そこはもう大人の対応でマッチョポーズ披露し喜ばせてあげましたよ。私の半分はバファリンと同じくらい優しさでできているのです。

んで思いましたね。私はやはり一日も早くスタンディングバッグを入手したいと。

元より吉川晃司風味の肩を持っている上に五十肩克服のために連日鬼のように振り下ろしまくった竹刀によって作り上げられた男らしいこの背中。美などみじんも求めちゃいない闘志あふれる中年女のこの背中。笑いたければ笑うがいいわ。将来テメエの介護をしなければならないという使命感でもって鍛えたこの体と精神。バカにしたいなら勝手にしてろ。人がなんでもケツ拭いて褒めて甘やかしてりゃいい気になりやがって。

と、これまた秒で考えましたがもういいです。

後期高齢者の一挙手一投足にいちいちイラッとくる方向に心を持っていかれるほど無駄な時間はありません。
この憤りのようなわだかまりのようないいしれぬ感情を足上げ腹筋にぶつけ続けることにします。

「褒め言葉なのにー」という言い訳めいた旦那の言葉は「お前のぬか漬け美味しいよー、永遠に食べていたい」などとベタなおべんちゃらに変化していったので「そんなに好きなら死んだとき棺桶の中にぬか床たっぷり入れといてあげるわ、故人のたっての希望ってことで」と言うときました。

・・・本気で入れるからな。覚えとけ。


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書いてる人 : Dynamiteおかん