Dynamite徒然草
Dynamite徒然草

2019年06月29日(土) 過剰防衛の根源。

昨日の話の続き。
私の過剰防衛の根源となった事件があるんですよ。

昔々のその昔、仕事で大阪に短期間住んでた24歳頃、安全重視で新築オートロックマンションに住んだにも関わらず、部屋のインターホンがピンポン、ドアがドンドン。何事かと思ったら「新聞屋です。ご挨拶に来ました」。あー、新築マンションだし何かタオルとか配ってあいさつ回りとかしてんのかなと、うっかりドア開けたら(チェーンはかけてた)「新聞契約しましょう。常識ですよ。新聞とるのは」と契約書みたいの隙間から差し出す男。「会社に全紙あるので結構です」と言っても帰らない。おまけに開いたドアに足突っ込んできた。

必要ないんでって繰り返し言ったらドア叩きながら怒鳴りだす。社会人やろが!ふざけるな!的なことを大声で怒鳴る。女ならビビるくらい思ってる。アホか。こちとら物心ついたときから威嚇にも怒鳴られるのも暴力にも慣れとるわボケが。←実兄のせいw

丁寧にお断りしていたがついにこっちも「新聞やらいらん!帰れ!」って怒鳴り返す。とは言え帰るわけもなし、相手は余計騒ぎ出す。「他の住民はみんなとったんやぞ」的なこと怒鳴る。しつこい。ドア叩いたりチェーンに手ぇかけようとしてくる。こんなん切ったるぞみたいなこと言う。クソが。いまならスマホで警察呼べるけど、当時はまだガラケーすらない時代。おまけに引っ越してまだ何日もたってなくて固定電話もついてなかった。てか、当時は電話引くのに7、8万くらいかかってたから、レンタルの手続きを進めてるとこだった。ついでにここ5階。ついでにベランダ側は阪急宝塚線。線路に助けを求めても無意味。

男はチェーンがしゃがしゃさせながら怒鳴るの止めない。ついにブチ切れる。←私が
キッチンから買ったばかりの洋包丁持ち出して、相手の顔の前に切っ先向ける。勿論刃は上向き。一瞬ビビッて手を引く相手。膝のほうにも包丁向けた。相手が足ひく。ここで力いっぱいドア閉める。
「〇〇新聞!そこで待っとけ!警察呼んだからな!(嘘)」って怒鳴る。相手がバタバタ逃げる音がする。

しばらくして外に出て玄関を見る。チョークでなんか書いてある。雑巾で拭きとる。てかこのマンション新築で、マンションの出入り口もオートロックだったのにどーやって入ってきたんだ?と思ったが、きっとうち以外の奴が開けて入れたついでに全戸ピンポンしてまわったんだろうなと推測。ほかの部屋の玄関みたら、うちに書かれてたマークと違うマークが隅っこに書かれてる。不在の印かよ。怒りで目にボッと火がついたような気がした。あのクソ野郎、刺したったら良かったと後悔するも、目撃者もいなきゃ当時は録画付きインターホンもマンションに防犯カメラも無かった時代。下手すると過剰防衛とか言われるんだろうなと考える。いや下手しなくてもそうなるんだろ、どうせ。腹立つ。

対策としてまずは通報手段としての電話をひく。
玄関用木刀を用意する。
護身用万年筆を携帯する。
単独で外を歩くときはゴルゴ13のような目付きになる。


とまあ、24歳にしてこんな感じになりました。

そうそう、単独で遠出するときはバッグにこぶし大の石をハンカチで巻いて入れていましたわ。いざってときバッグごと振り回せば凶器になってくれるんで♡←芳醇な過剰防衛の香り。


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書いてる人 : Dynamiteおかん