子供の頃 複数のものの中からひとつだけを選択するよう言われた際 迷いが生じすぎて決められないときなどに使っていた技
「どれにしようかな」 (または、「どちらにしようかな」)
私はこれを
このように歌っておりました
「どれにしようかな 神様の言うとおり けっけのけーのーけ」(早く決めたいバージョン)
もしくは
「どれにしようかな 天の神様の言うとおり けっけのけーのーけーのーけーのー おーまーけーつーき」(即決するには惜しい時バージョン)
当時はこの「けっけのけ」が何なのか疑問符だらけでしたが もしかしたら当てもの遊び歌なだけに 「あたるも八卦」の「卦」のことなのかなどと 勝手に思っていたものです。
さて この「どれにしようかな」ですが 「けっけのけ」バージョンは どうやら福岡近隣エリア限定だったということが ここ、大阪に来てわかりました
こっちでは ぷっぷぷぷー だの 柿の種 だの 果ては神様におうかがいするどころか 裏の権兵衛さんに聞いてしまうバージョンなんかあったりしてびっくりです
権兵衛さんに聞いてどうするんだよ権兵衛さんに 権兵衛さんなんて赤ちゃんが風邪ひいたら湿布しちゃうようなおバカさんだぞ しかも権兵衛さんが畑に種まいたら まいた傍からカラスにほじくられちゃうようなお間抜けさんだってのに
それでも権兵衛さんに聞いちゃうのか いいのかそれで 本当にいいのか??????
・・・それはともかく。
地域差ってのは面白いものです
ちなみに福岡にはこんな遊びもありました。
「インド人のくろんぼ」
もう放送禁止用語どころの騒ぎじゃないレベルですが 昔はあったんです昔は。
壁や木、塀などに向かって鬼役の子が立ち その後方に線を引いて皆が一列に並びます 鬼は皆に背中を向けた状態のまま大声でこの差別用語を叫びます
「いんどーじんのーくーろんぼっ」
各人は鬼がこの言葉を言う間、前進することができ
鬼はこの差別用語を言い終えたら振りかえることが許されます 鬼が振り返った瞬間に静止していなかった者は 鬼から名を呼ばれ 鬼の捕虜と化すのです
この遊びが何故にインド人のくろんぼなのかわかりませんが 早い話が10数えるのと同じ字数であることは早々に気づきました ただ数字を数えるのでは面白くないので こうした言葉になったのでありましょうが
この遊びも大阪に来るとこうなります。
「坊(ぼん)さんが屁をこいた」
・・・大阪人は屁をこくのが好きです
神様に対して「ぷっぷぷぷー」に続き 坊さんにまで放屁させたあげく しまいには自ら「屁〜こいて寝よ」などと言って立ち去ります
大阪人と屁は切っても切れない縁がある、と。
しかしながらこの遊び 全国区では 「だるまさんがころんだ」と呼ばれるそうです
転んでもすぐに起き上がるはずのだるまさんまで 子供らには転んだ瞬間を揶揄される始末
人間は大人子供問わず いつの時代もからかい好きで残酷ってなことでしょうか
「あぶくたった」や「今年の牡丹」 「通りゃんせ」「花いちもんめ」なども 遊び歌の歌詞や動作だけでも結構ひどい内容です
人を煮て食べたり 誰かさんの後ろに蛇がいるとからかったり 行きは良くても帰りが怖かったり 最後に一人、取り残されたり
その差別的だったりホラーじみた内容の遊びを 仲間内でルールに則り 合法的に行うことで 非日常的感覚を楽しみ 人間にもともと備わった残酷性を「発散」していたんだろうか などと 今更のように考えてしまいました。
では.......
誰かさんの後ろに蛇がいる
・・・・「股?」
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