日食でしたね 佐賀の空は昨日までの異様にしつこい連日の土砂降りから 次第に日食の時間が近づく頃には曇天から晴れ間も見え隠れ 四十路も生まれて初めての生日食をみることができまして
私は農協の朝市にのんびり買い物に出かけたりなんかしておりましたが 農協職員のおじさん方が日食グラスを片手に
「おおーっ、欠けよる欠けよる」 と、プチ祭り
通りかかった私に
「見てみらんね?」と貸してくれて それで見るとこれがまた きれいなオレンジ色の太陽のシルエットが
ひとしきり日食談義で盛り上がり 朝市で野菜を購入して帰宅
母としばらく日食をチラチラながめながら 「でもテレビのほうがよく見えるし面白いよー」 と お祭り騒ぎのテレビリポート番組をチラ見
なんだかきっと みんな日食みてるからなのか 町もいつもよりよけいに静かになっていました
お昼過ぎからは用事があったので外出し 午後にお目にかかった方々ともやはり 話題は日食関係一色
そんな中、知人の一人が
「私ね、実は悪石島のツアーに友達から誘われていたのよー。行きたかったんだけど仕事があるからお断りしていたんですよ。でもこんな結末だったら、今考えるとお断りしててよかったわ。行った方には申し訳ないけど〜」と言ってました。
部分日食ではあるけれど 佐賀でも十分見ることができてよかったですよ
さて 夕方、私が息子と共に帰宅すると 母が言いました
「あなたが出かけた後、しばらくして救急車がうちのお隣にきて驚いたよー」
お隣の奥さん、具合悪かったっけ?
「それがねー、遊びにきていたお客さんが突然具合が悪くなって運ばれたんだって」
うひゃー
すると息子も思い出したように言いました 「そういえばうちのクラスの女の子も、午後から急に気分が悪くなって一人早退したよ」
えー
で その日の午後九時からは 町の夜警当番だったので 公民館の前に集まったんですが うちのお向かいの奥さんが来ていないんですね
「私がお声かけしてきましょうか」と言ってお向かいのインターホンを押すと奥さん登場 今夜が夜警当番であることを告げると彼女は言いました
「今日、主人が急に具合が悪くなって入院したのでバタバタしてて...すみません」
あちゃー
やがて夜警チームで町内をまわっているとき 私と一緒に歩いてくれていた組合長さんの奥さんが こんなことを言いました
「実は今夜は娘に夜警にまわってもらうつもりだったんだけど、午後に急に具合が悪くなって病院で点滴を受けてきたんですよね。それで過労じゃないかって。かわりに私がきたんですよ」
げひょーーーん
・・・・日食恐るべし。
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