| 2005年01月18日(火) |
おとっつぁん、おかゆができたわよ。 |
いつもすまないねぇ
それは言わない約束よ
・・・・・・・。
えー、別に私の父が実は寝たきりのハナ肇だったとか
実は私は双子だったとか
このあと借金取りがやってきたとか
そんな告白がしたいわけではなく。
実は息子の幼稚園が始まってこっち
空き時間には内職かよって作業をずっとやってて
気が付けば家事以外は何もかもすっかり後回しになっておりました。
息子の園ではお遊戯会が２月にあるわけなんですが
その準備の話し合いがおかー様方同士で行われまくり
何度か集まって協議しまくったわけですが
結論として私たちのグループが用意するのは金の扇子とハチマキということになり
さてそれをどーやって作るかってところでウダウダと話がまとまらない為
ハチマキはお裁縫が得意なお母様が一手に引き受け
扇子を私が全員分引き受けたのでございます。
なんで私が引き受けたかって
扇子の作り方考えついたのが私だったからですよ。
でもってこれをいちいち人様に個人指導で教えてるとヒマかかるからですよ。
実際させてみたらヒマも手間もかかった上に最初っから失敗したし。
私も息子も忙しいので個々につきあってる時間ないし。
てなわけでそれ以来
材料揃えにあちこちうろつき
製作は家事が全て終わった真夜中から
地道に一本づつ飛騨の職人さんよろしく手作りです。
100均で購入した宴会盛り上げグッズ扇子の紙を丁寧にはぎ取り
これまた100均で購入した金の型押しメタリック包装紙を
剥がしとった扇子の紙のとおりにきっちり裁断。
それを元の紙にあわせて丁寧に折り目をつけてたたみ
骨だけになった扇に貼り付けていくのであります。
書くは簡単作るはおおごと。
それでも子供らがこれを持って踊る姿を思いうかべては
真夜中に内職かよてめーって感じで
地道につくりあげていったわけです。
作りながらふと思いましたね。
これがマジに内職で、しかも一本につき報酬が10円だったなら、私は絶対「もーいや！もーいや！こんな生活！」と言って泣きながらこたつの上にのぼったあげく、しらけ鳥を片手に肩を落として歌い出すに違いない、と。
世の中の内職をされている奥様方。本当に毎日毎晩ご苦労様です。
あなたの努力が報われることはきっと少ないでしょうけれど、確実に精神の鍛錬にはなっていることと思われます。私はそう信じます。がんばってください。生きるのです。耐えるのです。年金受給のその日まで。謹んでお喜び申し上げます。
てなわけで昨夜、扇子作りが完了いたしまして
本日無事に園に提出することができたわけでございました。
納品完了。
誰か報酬くれやｺﾞﾙｱ！！！
ですが良いのです。
私は基本的におおざっぱな人間だったのですが
この細かで地道な作業にいそしむ機会を得ることで
すっかり脳が活性化されつつあるのです。
本当に最近ｳﾞｫｹ放題にｳﾞｫｹておりましたので
丁度良いリハビリになったはずでございます。
将来、ゲバゲバのハナ肇のように寝たきり老人にならないためにも！！！
私は日々活性化した中高年目指して生き抜くことをここに改めて決意いたしまして
本日の日記を終わらせていただきます。
御静聴ありがとうございました。
・・・これ以上活性化してどーするよ？と言った人は一歩前へ。
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