Dynamite徒然草
Dynamite徒然草

2005年01月08日(土) いきなり旅。

昨日いきなり夫が
「連休終わったら人も少なかろーし温泉でもいくかー」などとのんきなことを言いだしました。

もしもし?息子は来週から幼稚園なんですけど?

工エエェェ(´ロ`ノ)ノェェエエ工

夫、すっかり息子のスケジュールに無頓着です。

驚いた彼はこの冬休みに息子との温泉旅行が全くなかったことを反省しまくり
あわてて「よし!明日から一泊で行こう!」と言いだしたまではよかったものの
この連休に行きつけの離れで露天風呂付き宿が空いてるわけもなし
もちろん黒川や小国の良い宿もドタキャンでもない限り空くわけもなし
こんなときに予約がとれるところといったら
客室の多いホテルタイプの巨大温泉宿くらいですよ。

とはいえせっかく彼が息子との冬休みの思い出を増やそうとしているわけなので
さっそく巨大温泉宿に電話してみました。空いてましたね。

空いてるのはいいんですが、問題は料理です。
ここは部屋食じゃないんですよ。黙ってるとテーブル席です。わたしゃヤですよ。テーブルなんて。朝食バイキングじゃあるまいし。

なので料理の追加をがっつんがっつん予約することで、座敷の食事処にしていただくことに相成りました。山ん中で刺身の盛り合わせ頼むのもどうかと思われますが、それはそれ。深く考えてる場合じゃありません。

さて、旅の支度は一泊だけに手軽に済ませ
ぶいぶいと出発いたしました。
まずは恒例の高塚参りをさせていただきまして
とりあえず景観を楽しもうと久住を経由したのち
黒川にほど近い( ゚Д゚)ウマーな蕎麦屋、山川草木へ。
無量寿、旨いです。季節の料理がまたたまらんのです。景色も大好き。
小国方面にいったら一度は堪能していただきたい風情。

さて
今回はめずらしくここから阿蘇に向かってみました。
なんでかってゆーと
珍しく
珍しく天気が良いのです。午後2時現在雪も雨も無し!
雪女で雨女の私がいるというのになんというありえねーさよ!!!

それというのも
やはりいきなり決めた旅だったからでありましょうか。
私の祟りは完全予約制だったというこの衝撃の事実を
あなたはどうお考えでしょうか。

わったしのわったしの祟りは〜 フッフー!要予約〜

それはともかく。
車は阿蘇へと向かいましたが
我々は阿蘇山へは参りません。
向かうは大観峰。阿蘇の外輪山北側最高峰です。

到着しましたら、なんということでしょう
阿蘇五岳がきれいに見えるではありませんか!!!

いつもここに来ると雨か曇天か暗雲立ちこめまくり始めるか雪だったりして
私にまったくといって良いほど阿蘇五岳を拝ませてくれなかった熊本県地方の天気は
このいきなり旅の計画に雲の都合がつかず
すっかりあられもない姿をさらしまくっているのでありますですよ!

爽快爽快!!!

ですが
さすがに晴れてても寒いです。
ところがこの寒さのおかげで
私、生まれて初めてあるモノを目撃することとなりました。

これこれっ↓


霜柱ですよ。霜柱!

実は私、この歳になるまで霜柱って一度も見たことなかったんですようっ!

最初はなんだかわからなかったんですが
じーっとみていてハタとひらめきました。
「もしかしてこれがかの有名な霜柱???」と。

感動しました。真剣に驚きました。
だって地面から氷が生えてんですよ?にょきにょきと。
場所によってはきれいなプリズムみたいにまっすぐ大量に生えてて
踏むときれいな音がして
崩れたそれを手にすると
シャラララってこれまたきれいな音がするんですよ。

「霜柱」という名前は知っておりましたが
実際に見てさわったのが初めてだったので
驚きと感動はひとしおであります。
正直いって流れ星を生まれて初めてみたときと同じくらいの感動なのであります。

そんなわけで
ひとりでやたらと感動しまくっていると
息子も夫もあきれ果ててすっかり先に頂上まで行ってしまいました。
おまけに道行く人までも私をまるで宇宙人でも見るような目でみているのです。
霜柱のどこがめずらしーんだよバーカみたいな。

(´Д⊂ ←ちょっぴり被害妄想中

誰もこの感動を分かち合ってくれません。
分かち合ってくれるのはきっと沖縄からまだ一歩も出てない人とか
熱帯諸国の皆様方くらいなのでしょうか。

そんなわけで
誰もおつきあいしてくれないので記念にケータイで写真を撮りまくり
そっとスケジュールのメモに「霜柱記念日」と入力し
それで来年から1月8日に一体何をどう祝うってんだと自分で自分につっこんだりしつつ
土産物売り場で晩酌用のソーセージやチーズを購入した後
今夜の宿である前述の巨大温泉旅館へと向かうのでありました。

宿では風呂三昧しまくり料理もいろいろ追加してたおかげで満足でき
部屋では夫と寝酒を飲みつつ少林サッカーをみながら爆笑しまくり
気が付けば三人ともいつ寝たんだかってくらい
自然な眠りについていたらしい様子でございます。


夫と息子はその後ごそごそ起き出してまたもや風呂に行ったらしいですが。

続きは次回の講釈で。←注※聞きたくなる程の内容でなし。


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