ひとつは、8月29日の御殿場で。 そして、もうひとつは、今日9月16日、日本平で。 ふたつとも、決して取りにいけない、忘れもの。
だけど、忘れてきたことを心に刻むこと。 それは、できる。
国体の快進撃には、御殿場の忘れものを、心に刻むことで得た何かが 大きなエネルギーになった。 私は、そんな風に感じている。
国体決勝戦のピッチに立つ彼ら。 それを見ただけで、満足なわけではない。 ただ、彼らの姿をこの目で見たとき、少しだけ、涙が出た。 ここまで連れてきてくれて、ありがとう。 最初だけは、そう思った。 試合が始まれば、そんな感傷に浸っている暇なんて、ないけれど。
試合に負けたのは、事実。 負ければ、悔しい。それも、事実。 上手く説明できないけど、私の今日の気持ちは、少しだけ、違っていた。 決勝戦という特別な舞台のせいなのだろうか・・・
今日の試合で、先に繋がる何かが見えた。そう思いたい。 今日の試合では、見られなかった彼らの最高の笑顔を 次の舞台で必ず見られることを信じて。
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