某突起名の人生つぶやき日記

某突起名の独り言。
あくまで独り言ですので・・・まぁ、お気になさらず。

2001年12月16日(日) 品性。

人の品性が何処で決まるかご存知ですか?
(まったくの私論ですので、分からなくて当たり前なのですが。)



「魔が差す」という言葉がありますよね?

この「魔」の元になるのは人間の持つマイナス感情だと私は考えます。

人は傷ついた時、窮地に立たされた時、疲れた時などに、マイナス感情に支配され、
何が最良か、何が最善かの判断を忘れて、
心にも無い事を(あるいは普段から思ってもできない事を)うっかり口に出したり、
人道から外れた行動をとります。



これが「魔が差す」の状態です。



そして、魔が差そうとするのを抑制して思い留まる為に必要なのが、

「理性」です。
「良心」と言った方が良いかも知れません。
(ココで言う「良心」とはただ単に情を持つという事ではありません。)

「魔が差している」状態を如何にコントロール、抑制出来るかは、
ひとえにその人の良心の強さにかかってきます。

その人の良心が脆弱なものであればあるほど、周囲の人を犠牲にし、
傷つけ、周囲との和を保つ事すら困難になっていきます。




「品性」と言うのは、その人の職業や価値観で決まるものではありません。



如何に「魔が差して」いる状態に引きずり込もうとするマイナス感情を
「良心」を使って抑える事が出来、周囲との(本当の意味での)調和が取れるかです。
そして、万一過ちを犯した時に、如何に良心を持って自分の行動を見つめなおして、
方向修正に至るかです。

少なくとも、私はその人の品性をそれのみによって決めています。
私もまだ人間として未熟ですので、完全に出来ているとは言い難いですが。






「品性」を失った人間は獣同然・・・いいえ、獣以下です。







そして、この考えを失わない事が私にとっての「品性」と言えるかも知れません。

人は弱いモノです。

感情が与える痛みによって、一時的にでも「品性」を失ってしまう事もあるでしょう。

しかし、私は自分自身がそういう状態に陥るのを良しとしません。

私にはそんな弱さは必要無いのです。









いつかこの日記を読み返すであろう私へ。



どうか「品性」を失わないでください。

弱くても、傷つく事を恐れない、

傷つく事があっても、良心を失わない、

そんな勇気が私にありますように。



 < 過去  INDEX  未来 >



My追加。
ご感想をば。


某突起名 [MAIL] [BBS]