 |
 |
■■■
■■
■ 通勤の友。
子どもの保育所のために始めて 10年以上続いたクルマ通勤を この4月にやめて電車通勤になった。
いつも決まった時間に電車に乗るようになると 同じ時間に同じ場所ですれ違う人を自然と覚える。
始めに覚えたのが、作業所への通勤バスに乗る 女の子と男の子。 それぞれたった1人で、信号のない交差点を わたらねばならない。
もじもじしたり動けない様子を見て手をかしたくなるのだけど こちらも余裕がなくて、それは誰かに任せようと、決めている。
それに帰ってくるときに見かけるのが犬の散歩のおばあさん。 体が、右に大きく曲がっている。 体の歪み、というと歪みという字そのものが 「不正」を縦に並べた字なのだから、何をかいわんやであるが でも、きっと農作業だったり、肉体労働だったり、 何か、負担を引き受けてやってきた姿なのだろうと、 いとおしく思える。
何事かを引き受ける。
それが生きていくことなのかな、と思う。
2005年09月09日(金)
|
|
 |