年末年始に一挙放送していた「逃げるは恥だが役に立つ」を撮り溜めたのを、やっと観終わった。 これは評判になったのも頷ける。実に楽しいラブコメであった。 原作の良さを生かしつつ、上手い事纏めていて、脚本も配役も成功したドラマだと言えよう。演出は一寸どうかと思う所もあったけれど。 原作のラストは少々尻すぼみと言うか、そんな無理しなくてもいいのではと思ったので、ドラマの方が良い感じだった。 そういや恋ダンスが流行ってから、もう1年経つのだ。 ああ私も流行りに乗っておきたかったと、今更ながらに後悔した。 恋ダンス、難しいよ……頑張ってみたけれど、早過ぎて付いて行けない。 何となく真似をしていただけなのに、主人からは『アメトーーク!』の「踊りたくない芸人」みたいだね!と失礼な言葉をかけられて憤慨した。これは怒っていいよね。 ドラマ本編を観ながら5分おきに「ガッキー可愛い」「ゆり子可愛い」を繰り返していたら、 「煩い!」と主人から注意を受けた。 でも可愛いものは可愛いので、やっぱり無意識に「ガッキー可愛い」と繰り返してしまうのであった。 ガッキーはまだ若いから可愛いのは当たり前として、石田ゆり子!ゆり子の可愛さと来たら! ドラマの前に原作漫画を読んでいたので、この人だとふんわりし過ぎていてイメージと違うかなあと思っていたのだけれど、ゆり子で正解でした。 ゆり子可愛いよゆり子。 そういや私と歳は近いのよね。なのにこの差は何。 ガッキーは無理でも、私もこんな可愛いババアになりたい!と思える目標が出来たのであった。 と主人に言ったところ、 「無理。シオンはキャラが違うから」 と一蹴されてしまった。悔しい。 何よー、結婚する時には 「シオンさんは可愛いおばあさんになるよ」って言ってたくせに。忘れたとは言わせないわよ。 と昔の話を持ち出したところ、 「あれは僕の見立て違いだった。ごめん謝るよ」 と。 ええ……謝られても困るんですけど。
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