天上天下唯我独尊

2011年10月22日(土) 幻の土地

昨日見付けた物件。
1.街に近い。
2.スーパーマーケットが徒歩圏内にある。
3.閑静な古くからの住宅街。
但し、
4.道が細く、朝のラッシュ時は幹線道路に出るのが困難。
定年後に住む事を考えれば、4については殆ど関係無さそう。
2の条件はスーパーの事情次第なので今後の事は判らないが、1の条件でカバー出来そうな気がする。
そして何より3。
郊外の新興住宅地は新しくて綺麗で土地も安いが、馬の骨率が高く、訳のわからない人に出会う確率も上がる。
古くからの住民が多い土地なら、付き合いは面倒臭そうだが、その分安心感があると思うのだ。
ど田舎でもないから、あからさまに余所者が嫌われる事も無いだろうし。

主人に土地の件を持ちかけてみたが、全く乗って来ない。
まあね、確かに今買ってどうするんだって話なのだけれど。
でもさー、取り敢えず買っておいて、老後に住んでも良し、他に住みたい所が出来たら売ってそのお金で欲しい家を買うのも良し、という考えでは駄目なのだろうか。
何れにせよ、主人は全く興味が無いらしい。
まあ予想はしていたけれどな!
「もし買うとしてもさ、お金はどうすんの。車買わなきゃならないってのに」
とどこまでも冷静な主人。
「お金あるよ。上物無しの土地だけだし、今の預貯金で大丈夫。貴方が遣いたくないってんなら、私の実家から引っ張って来るまでだし」
「駄目。それは駄目」
この反応も予想通りである。
自分達の家なのに、同居の予定も無い妻の実家に頼るなんて論外!というまともな思考の亭主で良かった。
しかし主人は、買うつもりは無いらしい。
今まで見た売り物件の中では、最高にいいんだけれどなあ。
今後どうなるかわからないのは確かだけど、今後これ以上の物件は出て来るかどうか。
宝籤が当たったら、迷わず今のうちに買っておくのになあ。
そう言えば、何故当たらないのだろう。こんなに買っているのに。


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