チケットが手に入ったので、ジャズ好きの主人に連れられて、本場もんのジャズを聴いて来た。
ジャズの事はよくわからないが、そんな私にも 「これは本物だ」 という事だけはわかった。 本物の音楽は凄い。 兎に角、かっこいい。 主人に言わせると、ドラムがイマイチだったそうだが、ど素人の私にはそこまで見分けが付かなんだ。 何でも、〆なきゃいけないところで流しちゃうんだとか。わからん。 1曲だけ指揮者がドラムを叩いたのだが、うわーこの人が全曲叩いてくれよと思ったとか。超が付くほど上手なんだってさ。そこまでの耳が無い私には、違いが判らなかったけれど。折角連れて来てくれたのに、猫に小判で御免ね。 私ですら名前ぐらいは聞いた事のある超一流ビッグバンドで、これが世界に誇るオーケストラかと思った。 本番は夕方からだったが、バンドのメンバーは昼間、地元の高校生相手に、楽器指導までしてくれていたらしい。 そこには津波の被災地の子供達も招かれており、日程的にかなりの強行軍でも、とても勉強になったと子供達は喜んでいたとか。 演奏会では私の知っている曲は1個も無かったが、それでも音楽は五臓六腑に染み渡った。 凄いね。 やっぱり、本物っていいね。
そうすると、人間、更に本物に触れたくなるもので。 そろそろアルゲリッチが来日するんだよね……。 先日、BSプレミアム「プレミアム・シアター」のヴェルビエ音楽祭でアルゲリッチを見て、この人やっぱり凄いんじゃね……?と思ったのだ。 今まで名前しか知らなくて、ちゃんと聴いた事なんて無かったのに。 中村紘子がもうダメダメだから、同年代のアルゲリッチももうヨイヨイなんじゃないのかと思っていたら、とんでもない。 中村紘子なんて目じゃないわ。凄いよアルゲリッチ。 という訳で、チケット予約しちゃった☆(はえーよ) チケット代のみならず、交通費も同じぐらいかかるんだけれどね……田舎者は辛いよ。
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