日々是迷々之記
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2006年03月22日(水) 近況報告

日記なのに近況報告なんである。

大きなことは引っ越しか。5月の中旬に半田舎暮らしみたいなところに引っ越すことにした。最寄り駅までバスで20分。そこから大阪まで最速で20分。窓から見える景色は山がちで、庭があり、屋根付きの車庫もある。ビルトイン食洗機に浴室乾燥機までついた豪華物件。それが今より家賃が二万五千円安いのである。駐車場代を入れると四万八千円得することになる。(もっともクルマは先月手放したが。)

引っ越しの理由は、家人の通勤時間の短縮。今は片道1時間半かかっているのが、引っ越したら電車と歩きで40分。バイクなら30分弱で行けるようになる。あと、私が「仕事やめます宣言」をしたことによる。

私の仕事は派遣で貿易などの仕事をすることがほとんどなので都会にしか会社がない。しかもグータラなので長い通勤は挫折してしまう。ということで都会に住まなければしょうがなかったのだが、私が仕事を辞めるのなら都会に住む理由はないということで、半田舎暮らしにしたのだ。

「田舎でぼーっとしたら鬱が直るかもよ。」と家人に言われた。そうだね、そうならええなあと私は応えた。なんかもうしんどいのだ。

こないだから新しい仕事場に通っているのだが、何だか水が合わない気がする。バイクは危ないから通勤に使うなとか、ジーンズで会社に来るな(制服に着替えるのに)とか、まあ古風なかんじだ。いい人ばっかりだし、仕事もゆるくて寝てしまいそうなくらいだが、いかんせん合わない。朝礼で社長の叱咤激励というか、単なるぼやきが毎朝あるのもつらい。サラリーマンの人とか偉いなと思う。こんな状況でも定年まで全うしたりできるわけだから。

次はビョーキのはなし。鬱は相変わらずだ。特に気圧のせいか、雨の日がつらい。会社に言われて電車通勤しているのだが、使用している駅が「ユニバーサルシティ駅」だもんで毎日ユニバーサルスタジオジャパンの客と乗り合わせる。この人たちが異常にテンションが高く、やたらと写メは撮るわでかいぬいぐるみはぶら下げてるわ、でうっとおしい。

そんなこんなで9割ぐらいはどよんと落ち込み、食欲不振、酒もあんまり飲まなくなった。まあ、脂肪肝だと言われたのも酒を止めつつある理由の一つだが。相変わらず胃炎の薬と、睡眠薬、抗うつ剤を服用中。あと、たまに幻聴があるのがやばいと思う。家にいるとき限定だが、たまに電話の話し中の音「ツーツー」が聞こえる。精神科の先生に話すと幻聴ではなく「錯聴」とのことだ。ほとんど心配しないでいいらしい。いつも聞こえるようだと問題らしいが。

幸せな時間はぬくい部屋でバイク、旅、きものの本を読むことだ。最近キモノに興味が出てきた。と言ってもゴージャス系ではなく素朴な木綿のキモノだ。引っ越したらキモノ生活をしてみようかと思ったりする。楽しそうだ。

95%はつまんなくて、あと5%くらいに楽しいことや、心沸き立つことがちりばめられている。その5%の部分を追っているのだろう。

あ、あと誕生日が来た。34歳である。頼りない34歳ではあるが。


nao-zo |MAIL

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