阿呆的日常 主にJとかプロレスとか。
アホラレツ|キノウ|アシタ
| 2002年02月08日(金) |
何事もなく /Hate or Love 11 |
『嫌い』が『好き』に、『好き』が『嫌い』に変換されるのは、 この二つのキモチが表裏一体の感情だからでしょうか? 俺はあいつが嫌い。 俺をこんなふうにしたあいつが嫌い。 だけどだけど。
……朔(サク)は俺と忍足にしか懐かない。
俺は忍足以外の誰かに、触れられたくない。
走って忍足の部屋へと俺は辿り着いた。 息を切らせながら、部屋番号を押して応答を待つ。 ピンポーンという機械音が響いたけど、部屋からの応答は なくて、もう一度部屋番号を押した。 「いにゃいの……?」 手に握りしめたマキロンとポケットの中のバンソウコウ。 「俺、にゃにしてんだろ」 ふと自分がおかしく思えた。だって、あんなヤツだよ? 初めて会ったときにキスされたのに、今日たまたま俺が 拾ったニャンコを飼ってくれるからって、なんで俺。 「どうして来てるんだろ」 ニャンコの安心した顔を見たからかな?俺はなんだか 自分がよくわからなくなった。いろんなキモチがグルグル 回って、いろんな俺が登場して、いろんなことを言うから ココロがパンクしてしまいそうになる。
俺は隣りの郵便受けを見て、『303』にポケットから バンソウコウを取り出して入れた。さすがに消毒液は 持って帰らないとマズイし。 それに―――――――まだ合鍵を使う気にはなれなくて、 俺はマンションを後にした。
「なんや……コレ」 猫を飼うのに必要なモノを買い出しに出とった間に、俺の 郵便受けに誰かがバンソウコウを入れていきよった。 手の甲についた引っ掻き傷をチラリと見て、誰がやったか 簡単に想像できた。 「菊丸くんやな」 買うてきた荷物を一旦下に置いて、俺はバンソウコウを 郵便受けから取り出す。なんやろな?なんかこそばゆい 感じがした。 「猫の名前つけなあかんなぁ」 買い物袋にバンソウコウを入れて、もう一度荷物を手に とり、俺は部屋へと上がっていく。想像以上に柔順で、 素直で、真っ直ぐな『ペット』は約束を違えることなく 俺の部屋へ来るはずや。
ミャア 窓辺の段ボールに入れとった仔猫が、俺がドアを開けた 音に反応して鳴いた。今までドアを開けても、開閉の音 しか部屋には音など響かんかったのに。俺は床に荷物を 置いて窓辺へと歩を寄せる。段ボールの壁をよじ登ろうと しとる仔猫をひょいと抱き上げた。
コンクリートの壁に赤く塗装されたベランダのバランスを 俺は結構気に入っとって。仔猫を抱いたまま、ベランダに 出た。もう夕方の風が吹いとる。太陽が西へと傾いとる。
視線を東のほうへと移すと、夕陽のゆったりとした光に 照らされた月が見えた。夜には光らぬ月や。 オレンジ色の月。 太陽が空にあるときしか姿を現さん月。
「決めたわ、お前の名前は『朔(サク)』やな」 新月の別名は『朔』いうと聞いたことがある。我ながら 風流な名前やな。『朔』と呼ぶ俺の顔をじっと見る金色の 瞳が吹きつけてきた風に震え、寒いわと言うように、軽く 俺の腕に爪をたてた。 菊丸くんが置いていったバンソウコウを思い出した。
太陽があるときにしか輝かぬ月は、まるで俺の部屋のよう やった。それに気付いたんは俺らの関係が始まって1年も 経ったときのこと。
俺は「好きや」と告げ、彼は「嫌い」としか言わへんかった。
---------- Hate or Love 11 --------------
何言われることなく一日が平穏無事に過ぎて行きました。 もうどうでもいいです。後は野となれ山となれです。 そうだよ、ワタシの座右の銘を大きな声で言ってごらん? ケセラセラじゃないですか。 なるようになれ、ですよ。(父親譲りの座右の銘です)
なので、もう針のムシロ気分は捨て去りました。 別の意味で針のムシロ気分なんですけどね。 (某方の裏ページ読んで凹んでます。知ってる人は笑え。)
今日はちょっと思うことがありました。 人って年齢じゃないんですよね。 思考能力とか感性とかって勿論年を重ねることで積み上げ られるものもあるけど、『考える力』っていうのは年齢 じゃないんです。年をとってるから正しいことが考えられる とか感じられるとかそういうことじゃないの。多数の 共通意見をとり入れることも大切だけど、自分の感覚を コトバにできること、こうだよって外に向けて発信できる こと、それって年とったからってできることじゃないんだな って思ったんです。
とある方の日記を読んで。 どんな方なのか知りたくて、過去を遡って読んで。
『生きてる』って感じがしました。それもすごく。 キレイなこともキタナイことも、ウレシイこともカナシイことも、 アイスルこともスキなことも、キライなこともニクムことも、 人間だからこんなことをたくさん経験しないと生きることは できないんだって、大げさだけど伝わってきたっていうか。
ワタシよりもずっと若い子なのに。
そんな感覚をワタシは伝えられているだろうかと思います。 たとえば同人であっても、短くてもなんらかのお話を書く 立場にあって、お話に込めた感情を、自分が伝えたい想いを、 読み手に伝えられているのだろうかって。 自分の思うコト、経験してきたコト、それらが全てお話に 反映しているわけではないけれど、ワタシの場合少なからず それは加味されているわけで。
よくわかんないですね。何が言いたいんだろう。 なんかいろいろ触発されました。 自分がどうしようもなく情けなく思えたりもして(苦笑)
そのくせ、今日は帰宅してご飯食べて部屋に早々と戻り、 菊丸英二描いてるから どうしようもない。 あ、一応不二も描くつもりなのです。17日の不二菊 オンリーで懲りずにコピー本出そうかと思ってまして (あつきさん、隅っこでいいので置かせて下さいっっ) その表紙と裏表紙は今回は自分で絵描こうかなと。
ハイ、今「無謀だろ」って思った人手を あげて!! ホントまさにその通りだから!!! 菊はなんとかなったけど、不二がね……どうもこううまく いかないんだよねぇ……折角不二菊本だから、不二も 描きたいんだけど、なぁ。
ムリムリムリムリ。(DA PUMP「if…」より) あーカラオケ行きたい〜〜〜〜〜〜〜!!
●業務連絡● 忍足×菊丸『Hate or Love』は来週後半あたりから URLにてのアップになります。 申請方法は2月4日の日記を参照して下さい。 今のところ数名しか申請がないので、その方たちだけの ために更新します。や、やっぱりマイナーすぎ???
き あ ぬ
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