阿呆的日常 主にJとかプロレスとか。
アホラレツ|キノウ|アシタ
| 2002年01月29日(火) |
妄想はしてナンボです。/Hate or Love 1 |
「俺あの学校キライ」 ストローク練習をしながら菊丸はつぶやいた。 そう、あの学校とは氷帝のこと。 正しく言えば、氷帝が嫌いなのではなく、氷帝にいる 『彼』が菊丸は嫌いなのだ。
去年の都大会決勝で初めて会った関西弁の男。 応援の喧騒の中、一人輪から外れて試合を見ている 眼鏡の選手がいた。そういえばダブルスで試合をして いたはずの選手。同じようにダブルスをする菊丸に してみれば、同じ学年で都大会という舞台に立つその 男が羨ましく見えたのだろう。自分も青学の輪から 抜け出して、その男がいる木の下へと走り寄った。 「ねぇねぇ!さっき試合してた氷帝の人でしょ!?」 「あ?誰?」 「俺、菊丸英二。青学2年」 菊丸を一瞥した後、その男は自分の名を名乗ることなく 背を向け、さらに喧騒から離れていく。 「試合、見てたよ。すごいじゃん、氷帝でレギュラー にゃんでしょ!俺もね、ダブルスしてっから、すげー 勉強ににゃった」 「勉強やて?」 くるりと菊丸に向き直った男は鋭く冷たい視線を向けて、 自分を追いかけてきた菊丸の襟元をぐいっと掴んだ。 「ウチのガッコ、都大会でダブルス出るんは正レギュラー やないって知ってて言っとんのか?」 「え」 そんなこと何も知らなかった菊丸はきょとんとした顔を する。その男はフンと鼻で笑って、掴んだ菊丸の襟元を さらに自分へと引き寄せた。 「こないな試合勝ったところで、お前の勉強になんか ならんやろ」 「でも、俺、本当にスゴイって」 男が掴んだ手を離せというように菊丸はぎゅっと握って、 眼鏡の奥の切れ長な瞳を凝視する。お世辞なんかじゃない。 だって本当にスゴイと思ったんだから。
菊丸の大きな瞳に切れ長の眼が反射する。 男は今度はクスッと笑って自分の顔を菊丸へと近付けた。 「安いヤツやな。もっとイイ勉強したほうがえぇんや ないか?」 「う!」 男の顔が自分に覆い被さったと思ったら、生温かい感触が ある場所から発生する。ぬるりとさらに温かいモノが 菊丸の口内に入ってきた。 ――――――――ちょっと、待って!?コレって何? 「うー!うーーーーー!!!」 数秒後、自分がされている行為がキスであることに気付いた 菊丸は男の胸をドンドンと叩いて、唇を離させた。 「は、い、いきなりにゃにすんだ、お前!」 「やからイイ勉強」 襟元を掴む手を強引に振り解いて、菊丸は真っ赤な顔をして ゴシゴシとTシャツの袖で唇をぬぐう。 「テニスよりこっち方面の勉強のほうが向いてるんちゃう? カワイイ顔しとるしな」 意地悪な笑みを向け、男は唇を舌でペロッと舐めた。その 仕草に菊丸がゾクッと背筋に悪寒が走るのを感じる。 「次会うときまでキスの勉強しとけや」 「な!んな勉強にゃんかするか!その前にお前ににゃんか 2度と会うかよ!」 「氷帝と青学で会わへんことはないやろな」 菊丸に背を向けると男はコートから離れたところにある 更衣室へと歩いていく。男が言ったことはもっともなことで、 青学と氷帝のテニス部員でいる限り会わない確率の方が 低いのは目に見えて明らかだ。 ぐぅ……と悔しそうな顔をしながら、菊丸は走ってコートの 喧騒へと戻っていく。手塚が氷帝の部長を打ち負かすまで あと1ポイントというところだった。
都大会終了後、竜崎の手元にあったメンバー表を菊丸は こそっと盗み見た。ダブルスで青学に勝ったほうの メンバーで、2年生は……忍足という名前だった。
---------- Hate or Love 1 --------------
ハイ、やっちゃったね! 忍足×菊丸 出逢い編でございますよ〜 な〜にやってる んでしょうね?どこかでもう書かれているかもしれませんが、 ワタシはとりあえず目にしてないので、書いてみちゃいました。 あっはっは バカと言うがいいさ! だって仕方ないじゃない!書きたかったんだもの。 千菊と同じような馴初めで泣けてくるけど(←ホントにね) あんな可愛らしい(自分で言うなよ)展開にはならないかと。 ちまちま日記でアップしていこうかと思っておりますが、 忍足×菊丸どうすかねー? 反応次第で、途中打ち切りもあります(笑) 我慢ならなくて書いてしまうあたり、本当にワタシってば どうしようもない…… だってさ、忍足がワタシの妄想をかき立てるんだもの!
そんなわけで、これからどう続いていくか、それはワタシ にもわかりません……忍足さんはワタシの中で黒い人な上、 エロくてテクニシャンで頭脳明晰かつフェロモンたっぷり ですから、自分が書けなくなること請け合いだと思います。 そのうち日記にはアップしなくなくなるかもしれないなぁ。
き あ ぬ
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