よるの迷走日記
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2006年11月22日(水) 奈良1日目

突拍子もなく(いつものことだが)奈良行きました。
大好きな京都から近いわりになかなか機会がなかったのですが。
今回ようやくその気になりまして。
初っ端から相当早めに着いてたにもかかわらずベンチで
ぼーっとしてるうちに行列になってて自由席座りそこねるとこだったり
(今回禁煙指定取れなかった。つか毎回思うが指定も自由も絶対禁煙
の方が混むし喫煙席の方がお掃除大変なんだし、喫煙指定のみにして
もう一両禁煙席にして欲しい)
京都で乗り換えて快速に乗ったつもりが各駅停車しかも何故か奈良より
遥か手前で止まっちゃっうのに乗っちゃったり、奈良駅手前で
切符の用意して、座席に置いて来ちゃったり(人生二度目……)。
しかしJR奈良駅の駅員さんは親切だった。こっちが戸惑うくらいすんなり
改札通してくれました。富●駅の時はもっと大変いぢわるだった。
ま、自動改札の都会との違いかもしれないが……。

お約束なボケの数々をかましながらついに着いたぜ悠久の都奈良。
さーて。ちょうどお昼時だし駅ビルでどこか適当に食べようかな。
お土産チェックもしておきたいし。
……一人旅だしあんまり事前チェックしてなかったのがいけないとは言え。
前回(修学旅行)は完全バス移動だったし。
驚きましたねぇ。JR奈良駅小さっ!二階建て?!
上にステーションデパートと横にマリエがある分富山駅の方がよっぽど立派。
でもバスターミナルに柿の葉寿司の売店はあり。

今回は奈良世界遺産ぐるっとバス(パスだったかも)¥800を利用。
これはねー、あんまり利用価値なかったかも。
指定路線内は普通の路線バスも乗れるけど、専門のバスは平日だと運行間隔が
70分間隔。一日目と二日目の日程をひっくり返してればもうちょっと良かったのか。
これで法隆寺方面までカバーできるってならともかくも、意外と全体的に範囲狭いし、
薬師寺―唐招提寺間とか興福寺―東大寺間のようにバスで待つくらいなら
徒歩で行った方がいい名所も多いし。
とりあえずまずは法隆寺方面へのバスに乗って薬師寺へ。よくわかんなかったので
「薬師寺東口」で降りちゃいましたが、薬師寺への案内図や看板はなし。
きょろきょろして緑が多そうな所を目指して歩く。しばらくしてあの三重の塔が
見えて一安心しましたが……。
お寺に入って三重の塔を眺めるといよいよ奈良に来たって気持ちが高まります。
おみくじを購入したら縁起物として米粒が入ってた。
平山画伯の枝も迫力がありました。

唐招提寺まで向かう途中でお昼ご飯。ミニ天丼とうどんのセット。
天ぷら揚げたてで美味しかった。
後から入ってきた大学のゼミっぽい五人組、何故か8人掛けの大きなテーブルが
空いてるのに座らず四人掛けの席に4−1に分かれて座ってた。
お昼時過ぎて空いてるのに。
しかもひとりで座ってた人、皆そば定食やうどん定食頼んでる中
カレーうどんをオーダー。どんだけ協調性ないんだよ。
彼らの会話からイヤーな予感してましたが、行ってみると唐招提寺は
金堂修復中。えーー。見事な門内にすっくと立つプレハブ工場はそれはそれで見物。
ビデオで本来の中の様子など放映してくれてます。
あと、宝物館で天平の甍が見られます。うう、鑑真様。
何でかわかんないけど私、このお寺がすきだなーと思ってしまいました。
また修復が完成したら来たい。
ここでは冬の伽藍の絵葉書と最近車運が悪い妹用に交通安全お守りをゲット。

バスに乗って平城宮跡へ。朱雀門が復原されてます。元じゃなくて原。
常駐してるガイドさんによると資料が乏しい&耐震設計のため、
オリジナルのとはやや異なるとのこと。遷都千三百年に向けて
大極殿も復原工事中。ここも良かった。日がな一日ボーっとここで
過ごしてみたい、けど風が冷たくて挫折。

まだちょっと物足りなかったので翌日行くつもりだった春日大社行きましたが。
疲れた足には遠かった。どんどん日が暮れるし。暗がりで見ると鹿まで怖い。
ここで勝守を頂きました。

後は宿に入って荷物置いて、周りを探検してお土産買って、夕飯食べて
お風呂入ってテレビ見て寝ました。チェックインの時にアメニティグッズ
をくれたので入浴剤やボディークリーム使ってリラックス。
枕が選べたのも良かった。朝まで熟睡でした。


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