よるの迷走日記
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2005年06月21日(火) 名古屋満喫

バイトを脅して休みを捻出、名古屋に向かう。
午前中に富山を出てお昼過ぎに着く。
まずひつまぶしのお店へ。一時回ってるのに混んでて
中国圏?のグループと相席に。にぎやかだったっす。
お茶漬けもなかなかですがうなぎ+わさびの組み合わせの
新鮮さに驚き。普段山椒もあまり使わないので。
コレはぜひうちでも真似したい。さっぱりします。夏向き。

その後徳川園へ。町の真ん中にごそっと塀で囲まれて存在。
ちょうど特別展の合間で常設展示しかなかったのが残念でした。
三所物は身分によって格が決まっていて徳川家の者は
後藤家が作るものを使うことが決められていたとか。
トリビアにもなりそうもない豆知識が好き。
あとビデオによると三代将軍家光の娘で尾張徳川家二代当主に
嫁いだ千代姫。
この人の嫁入り仕度というのが「初音の調度」と呼ばれ
源氏物語の初音の帖から趣向を凝らした将軍家の威信かけまくり、
数え年三歳の娘にこれでもかと財力使った品々なのです。
数日前までこれの特別展やってたそうで、惜しい!
「将軍の娘は嫁しても将軍の娘」とはよく聞きますが、
この方、夫はもちろん自分の子、孫にまで「お姫君様」
と呼ばれて生涯を過ごしたそうです……。すごい。

徳川美術館の目玉と言えば国宝源氏物語絵巻。
先日これの模写復刻という試みをNHKで放送してて。
最後の方ちょっとしか見れなかったのですが、
今でこそ絵の具が剥げたりしちゃってますが、ものすごい
色彩豊かなものだったらしいです。
こういうの作らせたり持っているというのがやっぱり
権力者のステイタスなのですねぇ。
尾張徳川家には源氏物語の写本も色々伝わっているそうで、
さすが御三家筆頭!といったところ。

さて、夜は友人と会食。5年ぶりの再会〜♪
あまり変化を感じさせないキュートさで。恋の力か。
会えて嬉しかったです。
相方とも合流して、盛り上がりました。ただし酒抜き。
そしてそのままホテルに泊まりました……。
ちょうど前に3人組の宿泊客がいたので、そのまま連れのような
顔をして後ろから付いて行った。ばれませんでした。(犯罪)


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