よるの迷走日記
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バイトを脅して休みを捻出、名古屋に向かう。 午前中に富山を出てお昼過ぎに着く。 まずひつまぶしのお店へ。一時回ってるのに混んでて 中国圏?のグループと相席に。にぎやかだったっす。 お茶漬けもなかなかですがうなぎ+わさびの組み合わせの 新鮮さに驚き。普段山椒もあまり使わないので。 コレはぜひうちでも真似したい。さっぱりします。夏向き。
その後徳川園へ。町の真ん中にごそっと塀で囲まれて存在。 ちょうど特別展の合間で常設展示しかなかったのが残念でした。 三所物は身分によって格が決まっていて徳川家の者は 後藤家が作るものを使うことが決められていたとか。 トリビアにもなりそうもない豆知識が好き。 あとビデオによると三代将軍家光の娘で尾張徳川家二代当主に 嫁いだ千代姫。 この人の嫁入り仕度というのが「初音の調度」と呼ばれ 源氏物語の初音の帖から趣向を凝らした将軍家の威信かけまくり、 数え年三歳の娘にこれでもかと財力使った品々なのです。 数日前までこれの特別展やってたそうで、惜しい! 「将軍の娘は嫁しても将軍の娘」とはよく聞きますが、 この方、夫はもちろん自分の子、孫にまで「お姫君様」 と呼ばれて生涯を過ごしたそうです……。すごい。
徳川美術館の目玉と言えば国宝源氏物語絵巻。 先日これの模写復刻という試みをNHKで放送してて。 最後の方ちょっとしか見れなかったのですが、 今でこそ絵の具が剥げたりしちゃってますが、ものすごい 色彩豊かなものだったらしいです。 こういうの作らせたり持っているというのがやっぱり 権力者のステイタスなのですねぇ。 尾張徳川家には源氏物語の写本も色々伝わっているそうで、 さすが御三家筆頭!といったところ。
さて、夜は友人と会食。5年ぶりの再会〜♪ あまり変化を感じさせないキュートさで。恋の力か。 会えて嬉しかったです。 相方とも合流して、盛り上がりました。ただし酒抜き。 そしてそのままホテルに泊まりました……。 ちょうど前に3人組の宿泊客がいたので、そのまま連れのような 顔をして後ろから付いて行った。ばれませんでした。(犯罪)
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