よるの迷走日記
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2005年05月09日(月) 80’s

実際に「好きだー!」と叫んでるのは香川の海沿いだったりする
『セカチュー』。いいんですけど。
世界中の人に会ったこともないのに今隣にいる人が
世界一素敵と言えるのがきっと恋愛の凄みなんでしょう。
恋する2人の瑞々しさ、初々しさの光った作品だと思います。
淡い思い出の一つや二つはある、大部分の人にはきっと
深く胸に届くことでしょう。
病魔に引き裂かれた純愛、そこまではいいがその後の朔太郎君は
いただけない。コレが大沢たかおだから母性本能くすぐられて
きゅんとなるお姉さんも少なからずいるとは思いますが。
普通の兄ちゃんだったら皆にいいかげんにせえよ!と言われるだろう。
行方不明になった(と言っても携帯はつながる。現代は便利。)
を追って自分の故郷に来たはいいがまず最初にすることは
ただいまも言わずに実家戻って亡き恋人の残したテープを聞くこと。
普通に出会って恋して、結婚前にマリッジブルーになって
ついふらっと彼の生まれた街を見たくなった、なんて感傷的な
お嬢さんが婚約者だったとしたら、この事実を知った時点で破談だな。
何しに行ったんだよ、というクドカンの突っ込みがごもっとも。

長沢まさみちゃんは「優しい時間」の激しいイメージしか
なかったが、可愛いですね。
この子は仮にチャンスに恵まれず、グラビアから出たとしても
てっぺんまでいけたと思うわ。スタイルもいい〜。
とにかく回想シーンの二人が可愛いので、見所はそこに尽きます。
深夜ラジオ、佐野元春、渡辺美里。空気が懐かしい。


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