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| 2004年12月07日(火) | あさっての子供達 |
渡辺美里の名曲をぼんやり聞いていたら、何だか今の子供達とは
かけ離れちゃってるのかもな、と思った。
８０年代⇒９０年代⇒今 で並べてみるとこんな感じ。
修学旅行の記念写真⇒ご当地限定プリクラ⇒ケータイ待受
カセット⇒ＭＤ⇒着うたフル
図書館⇒新古書店⇒web小説
……何かもうケータイがないと生きていけない体、みたいな。
今や小学生が携帯持ってて当たり前な時代になっちゃいましたが、
アナログな記憶が少しでも残ってる世代に生まれて良かったのかも、
と思うこともしばしば。
テレビが家に何台もあって。見たいものは録画できるし、
お気に入りのＤＶＤを繰り返し何回も観られる子供達。
野球中継の裏番組が気になる切なさや、友達に電話する時
親御さんに取り次がれる何とも言えない気まずい感じなんて
知らないんだろうな。録画できなくて食い入るように
画面を目で追うことなんてないんだろうな。
大人になってから記憶にしかなかった映画を探し当てたヨロコビの
鮮やかさを、私はかけがえなく思うぞ。負け惜しみと言われようとも！
