よるの迷走日記
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最終日です。まずは朝市を見学。通る店通る店試食で蟹やイクラを 食べさせてくれる。 食堂でお待ちかねの海鮮丼を食べる。これが食べたかったんだよー♪ イカソーメンも食べたかったのですが、止めて正解です。 すごいボリュームだから。お腹一杯になると購買意欲が薄れ、 結局出てきた隣のお店でカニ買った(笑)。
>゚))彡 カニの選び方 >゚))彡 タラバは甲羅の真ん中に6つのとげがあるものを選ぶ。 数が違うのはアブラガニ。 毛蟹は黒っぽいものを。黄色いのはロシア産か脱皮直後。 お店に茹で釜があって、その場で茹でてくれる店を選ぶこと。 店頭で茹でてあるのはいつのものかわからない。特に「浜ゆで」は オホーツクの方で茹でたのを発送しているので、三、四日経っていることも。
宅配便代が別にかかるお店だったのと、色々聞いて怖くなった後なので 生きたのを持ち帰ることにする。無駄にチャレンジャー。 しかも千円ずつサービスしてくれると言うので 「じゃ、(元値)四千円の2匹。」 と言ったら割引後四千円の毛蟹を売ってくれた……予算オーバーだよ。 しかし大阪弁で友人が交渉してくれたので箱代まけてくれました。 ありがとう友よ!(←こういう時だけ虫のいい奴。)
コインロッカーベイビーならぬコインロッカーガニに一時別れを告げ、 五稜郭へ。市電の駅からちょっとわかりにくいぞ五稜郭。 タワー登りましたが、角は何となくわかるが星型全体はよくわかんなかった。 相当上空から見ないと無理なのでは。 後で知りましたがこのタワー、何年後かには建て替えるらしいので、 もっと高くなれば見渡せるかもしれません。ついでに 今屋外にある歳さん全身像もタワー内に移動させるらしい。 展望台には溢れかえる誠グッズ。
市立博物館の五稜郭分館で「士道」の特別展を見る。 近藤勇、土方歳三、永倉新八の直筆がずらり。特に永倉さんの字で細々と 「沖田」「山南」「芹沢」の名を書き連ねてあるのには感無量。 永倉さんは相当筆まめだったようだ。自分では長倉と書いていたのも 面白かった。
この後も強行軍で函館を巡りまくる。教会群。旧英国領事館の庭の 東屋でジーナさんごっこ(わかる人だけわかってください。これは プライベートな遊びよ。)をして写真撮影。赤レンガの倉庫。 駅について小休止。ここで友と別れ、空港直行バスに乗る。 途中で土方の実家の資料館と友好関係を結べていないという 土方・啄木記念館(そもそも函館に縁があるという共通点だけで この二人をセットにするのがどうかと思うが)の前も通り、 海を眺めながら函館空港へ。搭乗手続きをして、お土産を買っても 充分間に合うはずの時間だった。が、ここでドラマは終わらなかった。 中日本エアラインの富山直行便のカウンターに近づくと、 慌てふためいた係員さんたちが 「よる様ですか?!」 「よる様いらっしゃいましたー!!」 てんやわんやの大騒ぎ。何だよ、まだ時間じゃないだろ、 とカウンターを見ると、そこには欠航の 文字が 「欠航?!」 「申しわけありません、機械が故障いたしまして、」 いつの間にか忍び寄ってきた係員さんが 「はい、それでですね、10分後に出る羽田行きに乗って いただきたいんですっ!これ、わずかではございますがお食事代です。 お荷物お預かりいたします!」 ……そのまま説明を聞きながら搭乗口まで全力で走り、私は 乗りたくもない羽田行きの乗客となったのでした。 さらに滑走路の障害物による到着の遅延、搭乗口の変更、 搭乗予定の乗客の遅刻により、羽田で食事どころかお土産買う時間も 危なく、富山への到着時刻は予定の一時間三十分後となりました。 これ、もし函館に遅めに着いてたらどうなっていたか、あまり 考えたくない。 ああ、北海道で買おうと思っていた定番お土産達が。 いつか絶対リベンジしてやる!
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