よるの迷走日記
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2003年08月29日(金) 伝統芸能にくらくら

今年は歌舞伎発祥400年と言うことで、能楽に夢中な私です。
関係ないじゃん!とすばやく突っ込んでください。
えー元々最近お能が出てくるマンガがあって
ちょっと興味が出てきたところに野村萬斎氏のご本を読んで、
ビデオを見て、何故、これだけテレビや映画・舞台でも活躍してる人が
狂言にこだわるのか、ちょっとわかった気がするわ〜。
と思ったのがきっかけで、ミーハー以外の何者でもないのですが。
そんなわけで、教育テレビや衛星の番組表も念入りにチェックしてます。
今年の芸術の秋のテーマは決まったな。

さてこの間、テレビ見てたら人間国宝中村富十郎の舞台で
「倅」(4)が出てましたが、ああいう伝統芸能の世界に生まれた子が
ほぼその道に進むのが何故か、ようやく謎が解けたような。
「後を継げ」みたいにね、言わなくてもいいのよあれは。
幼子がちょろちょろ出てくると観客の反応がものすごくいいんだもの。
ま、彼の場合誕生の時から話題になってるから、なおさらだろうけど。
出るだけで歓声しゃべるだけで拍手。大人だって賞賛を浴びるのは
嬉しいもの、一発で夢中になっちゃうんじゃないかなぁ。
それから「台詞を上手に言えれば」「踊りがきれいに舞えれば」
とどんどん突き進むわけですよ。よくできたシステムだ。

ところで教育テレビと言えば、「日本語であそぼ」までは
さすがに見てません。見てみたい気もするけど……。


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