よるの迷走日記
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2003年05月09日(金) 紅風車

ミュージカル、「日本人の感性には合わない」と
言って嫌いな方も多いようですが私は平気。
考えてみると能も狂言も謡なしには成り立たないし。
さて、先月は三谷幸喜の『オケピ!』を見て、
今日は『ムーラン・ルージュ』を鑑賞。
これで『シカゴ』を観に行けば完璧だ(私的に)。

前からずっと見たかったのですが、いやー良かった。
もう最初の映画会社のロゴの出し方からやられました。
ゴテゴテと派手な映像も見ものですが
主人公の二人がはまり過ぎ〜〜。
「愛は酸素と同じだ!」なんて純真そのもののユアンも
「スパークリング・ダイアモンド」なんてあだ名が
ちっとも大げさじゃないニコールの美貌も、
二人の美声も素晴らしい!変に気取ってなくて素直に
歌い上げているので音楽の良さが伝わってきます。
悲恋モノですが陽気で明るいシーンも多いし、
恋する二人がとにかく輝いて見えました。うっとり。
カップルにぜひオススメ。部屋の明りをほの暗くして観てね。
ただし!自分か相手が次の項目に一つでも当てはまる人は
喧嘩の原因になる、かも。

1.時代考証にうるさい

2・お約束な展開にうるさい

3・音楽のジャンル分けにうるさい

4・とにかくミュージカルが嫌い

かく言う私も、「んな阿呆な。」と三回は呟いた。ほほ。


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