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| 2003年03月01日(土) | マネーの仔虎�� |
ハリポタワールド建設アトラクション編です。
何ですな、いかにも営利目的のがつがつした感じじゃなくて、
場内飲食物持ち込み不可とか炎天下順番待ち１時間当たり前
みたいなのじゃない、物語の世界を心から愛する人も
物見遊山の客もゆったり遊べてなおかつ気持ちよく
お金を落としてってくれるテーマパーク、が理想。
難しすぎるけれど、三鷹の森ジブリ美術館みたいに
チケット完全予約制もいいかもしれませんね。
一部のアトラクションについては監督生の格好した
従業員が案内するツアー制にするとか。
最初は城郭の中で電気仕掛けの動く階段、パスワードを
言わないと開かない扉やトロッコで向かう銀行地下の貸し金庫、
みたいのをイメージしていたのです。それも面白いと
思うし、バーチャルでなく本当に体感できる施設は
絶対必要だけど、映画２本分と本２冊分（読んじゃったのだ）の
イメージではそういうちゃちなおもちゃっぽい表現は
副次的に思えてきた私であります。
マグルが失ってしまっているもの。闇への恐れ。
自然への畏怖。地球の支配者は自分達ではないという思い。
他の生物との共存。大地の恵みへの感謝。
こうなると田舎に作るという発想が俄然用地確保という
観点を超えて生きてきます。子供だましの乗り物なんて
がんばって作らなくてもいいのだ。
夜間の派手な電気仕掛けショーは必要ない。灯火や
ランプによるほのかな明り。見上げれば満天の星。
広大な植物園――薬草園、果樹園、温室、天文台、お花畑
絢爛豪華なショーもできる石造りの野外舞台に鳥獣保護センター、
できれば天然の湖か池に手漕ぎボート、遊歩道に展望台。
美しいオブジェのような日時計。色とりどりの花壇、
舗装されていない小川には小魚が跳ねる。夏は蛍が舞う。
車椅子でもお年寄りや子供でも楽しめなきゃ、ということで
場内を遊覧できる電動バスか馬車か電車。
お弁当広げたり冬は雪合戦ができる広場。
木陰にも日向にも山ほどベンチを用意する。
中には「重いっ」とか「いやーん」とか言うやつや、
寄りかかると傾く背もたれの椅子も。
――誰だ最初にアトラクションは室内と言ってたの。
冬場はクロスカントリースキーかかんじき着用ですか。
魔の森も癒しの森も立派なアトラクション。
森の番人をガイドに超初心者向け里山探索コースから
冬山キャンプまで。裏メニューは遭難体験と
ナイトフォレストツアー、なんてどうだ。
これ、コンクリートの上に立てたドームタイプの
室内遊園地、という初期の構想よりよっぽど
維持運営費かかるだろうなぁ。しかも普通の意味で
テーマパーク好きな人には賛同してもらえないかも。
もしかしたら続く。
