よるの迷走日記
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2003年02月27日(木) 楽観両親 悲観長女 傍観次女

母に犬のことを持ちかけられた父は即答でオッケー。
もうちょっと考えてくれてもいいのではなかろうか。
念のため
「ミニチュアダックスって室内犬だけど、大丈夫?」
と聞いてみたらば
「おう、俺は下のしつけさえなってれば構わんぞ。」
ねぇ、誰がすんの、生まれたばかりの犬のしつけを。
「臭いをこすりつけて、教えてやればすぐ覚えるらしいよ。」
と母は言う。そんなに簡単に行くかしら。

かくして両親の前では二人の問題ですから、
私は知らないよという立場を取りつつこっそり
愛犬のしつけだの仔犬の育て方だのマニュアル本を
読みふけっている私。我ながらお馬鹿だと思いつつ……。
そして読めば読むほど心配になり……。
電気のコードを噛む。ゴミ箱をあさる。
植木鉢をひっくり返す。じゅうたんに粗相する。
テーブルクロスを引っ張る、等のいたずらや失敗。
ニオイ。抜け毛。病気。ストレス。
大体私達は前飼っていた犬を、本当は賢くてとても
いい子だったのにスーパー駄犬に育てた前科を
肝に銘じておくべきではなかろうか。
それも今度は室内とくれば、あの両親がドロッドロに
甘やかさない筈がない、心配だ…と妹に告げ口。

しかし年に数回帰ってくるだけの彼女には、
いい遊び相手ができるくらいの認識しかないようで。
味方になるどころでなかったのでした。
はぁー、心配だ、心配だ。何より一番心配なのは、
おりこうさんに育てようとしゃかりきになって
犬にプレッシャーを与えすぎたり構おうとする
両親とけんかとかしちゃいそうな自分だったりして、
あなおとろし。


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