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2004年11月11日(木) 常識を疑ってしまう事.


帰宅すると宅配便の不在票が入っていた。
但し何処から来たのか分かるのが
生ものなのか、着払いなのか
それとも家族の誰宛なのか分からない
そんな伝票は不在票とは言えないと思う。
仕事と言えども相手の立場になっておらず
何気なくポストに入れていく、
この作業ほんとに必要なのかな、
そう思うことが度々あるのだ。


主人が会社のお付き合いで飲みにでかけた夜、
子供と一緒にご飯を食べ、
お風呂にはいり、暫く本を読みながら寛いだ。
主人が夜中になる、帰宅は遅いと分かっていたので
早々と親子二人で寝るつもりでいた。
しかし布団に入っても
子供の方が主人の帰る時間を気にして
なかなか寝付けない。
困っていたらドアのチャイムが鳴った。

反射神経というものは恐ろしい。
子供は即座に起き、私よりも早く
インターホンの応対ボタンを押してしまったのだ。
今は時計は22時を指している。
本当は出たくないのが心情。
子供が押してしまったので
仕方なく訪問客と話さなくてはならない。

「どなたですか?」
インターホン越しの声は
ゴニャゴニャと小さい声で聞きづらく
玄関のドア越しに再度お伺いを立てた。
近所の人かな?いやいやこんな時間くる友達だって
ちょっとなぁ、、、こんな格好だから嫌だな。

「宅配です。お届けのものを届けにきました」
少し間があったと思う。
何もいえなかった、ドアをはさんで。
不在票以外の連絡は宅配の会社から受けていない。
「申し訳ありませんが、
 出直してもらえませんか?」
私には今起きていても
今日初めての業者さんの上
この時間帯、状況からしても
無用心にドアを開けることが出来ないのだ。

何を考えているのか分からない、恐怖。

暫くして階段の下りる足音が
段々小さくなっていった。
私の恐怖も少しづつ遠のいた。



仕事という立場もあるだろう、
サービスが夜中の時刻まであるのも凄いサービスだ。
それは人によって様々な生活があるからというのも理解できる。
しかし時間は24時間しかなく
いつでもオーライの時間と
ダメな時間というものがある。
不在票は確かに営業を考えた効率の伝票かもしれない。
しかし宅配の荷物を受け取る側にとって
恐怖を与える紙になってはいけないのではないだろうか。

今回の場合、宅配業者が来る前に
担当者携帯には繋がらなかった為
24時間自動受付電話というものに
当日ではなく違う日の違う時間帯にて指定していた。
再度入力した案内も確認の上のことであった。

それなのに、のこの夜の訪問は、
その人の仕事の考え方と
常識を疑ってしまう事だった。

***

反対に笑えるくらいの気持ちのよい
宅配業者もいる。

隔週ミネラルウォーターを
頼んでいる宅配業者の担当は日程時刻指定だ。
しかし担当の方は他の荷物も計算して
本当は休日の15時から18時の間なのに
休日ランチのパスタを作る時間、
この前はナポリタンを作っている最中の私に
電話確認を入れてくれる。

「○○のミネラルウォーターを
 あと5分以内でお届けできるのですが
 お客様のご都合いかがですか? 」

絶妙なタイミング、いやいや居ると認識した上の連絡で
その人はだめで元々、の電話をしているせいだ。
「今すぐ出掛ける」といったら
いつもどおりですねと確認し、
また「今ならいいよ」と了承すると
本当に5分内に届けてくれる。
仕事も効率よくやっていそうだし、となんとなく
見ても居ないのに想像してしまう。


一本の電話だけで
気持ちよく荷物が受け取れるのが
どれだけ嬉しい事かは、
主人も私も彼の顔を覚えてしまい、
届けてくれた後は笑顔で
「またお願いします」と声を掛けてしまう。
そしてドアを閉め
「またあの人だったよ〜」と夫婦で報告し合ってるのだ。

他の人にも覚えてもらっているのだろうな、あの人。
安心できる事、そしてそんな事が出来る人というのは
上質のサービスであるのを彼が教えてくれた。


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