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"RENEW!"
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三面鏡を結婚のお祝いとして母が持たせてくれた。 だいぶ年月が経過するが 1時間も目の前に座った事がない。 鏡の向こうの自分と向かい合うのは 10分くらいだろうか。 鏡の前は落ち着く場所という所ではないようだ。
しかし鏡の向こうの自分はどんな気持ちで ここにいる私を見ているのだろう。
鏡の世界の私は いつでもどこでも繋がっており 家の三面鏡の前で化粧をしている時、 出掛け先の喫茶店の窓側で珈琲を飲んでいた時 ホテルの化粧台の前で恋人と戯れていた時も 気持ちが高揚していようが沈んでいようが そんな自分を鏡の向こうの奴はじっとみている。
鏡の向こう側をみようとする時 自分の内面の核へ届きそう感覚に陥る。 叱咤の声も歓喜の想いも渦を巻いて見えてくる。 日常の私に帰りたくなるのだろうか、 ふとした瞬間鏡の前から離れてしまうのだ。
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